＠荻窪 KARAS APPARATUS(2016/4/11-19 8ステージ)
全自由 一般 予約2500円、当日3000円 学生1500円
振付：勅使川原三郎
出演：勅使川原三郎
2016/4/11(月)曇 8:09-9:07PM(58)後方中央 客席8割(18人）
客層：大人中心、半数中年層。男性過半数。
客入れ：待合室に10数人待ち。雛壇に4列、間隔をおいて6席ずつ。折り込みチラシ
数枚。パンフなし。カーテンコール3回2分。終演後1人トーク9分。9:18PM終了。
海外公演を経て2ヶ月ぶりの勅使川原三郎、佐東利穂子デュオ。初日の今日は、
勅使川原三郎ソロにて。
舞台。装置なし。
構成。こわばった人形、マリオネット然。急進したりの不格好ぶり。両手をあげ、
ステップ、ロール。固着しては外れを繰り返し。ほぐれて高速。嬉しそうに、時々
放心。曲が止んでも踊り続け。
踊るための踊り、自発し続ける純ダンス、「動き」に魅入られるねこ。
無言はむろん、シアトリカルな展開もなし。なれど、抑制と解放の繰り返し、
狂おしく甘いワルツが哀切／喜悦のうねりを、ドラマを感じさせて止まず。
かって気ままに高ぶり、快感に捕らわれるねこ。アップデートで佐東利穂子と
交互ソロ、あるいはデュオがあるだろうけど、もう1回(2回？）観たいねこ。
トーク
しばらくぶりのアトリエ、心地よく新鮮な空気を。
原点に帰る。始まりの終わり、いつ終わるでないダンスの日々。
ワルツは狂ったように流れ、血液が強く。
踊れたらもう1回といいたいのに、言わないのがイヤでいつももう一回と。
桜が散ることに喜びを見つけることと。
二人な名前があったが裏切ってソロ。
ワルツの中に悲しみ、苦しみ、難しさを共感する。喜びがあってもそこには…。
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