＠東大阪 突劇金魚アトリエ(2017/04/01-16 21ステージ)
全自由 予約・前売2500円 当日3000円
作・演出：サリngROCK 空間美術協力：サカイヒロト 衣装協力：植田昇明（kasane）
制作：若旦那家康 演出助手：磯淵良幸（俺たちの地球空洞説）
出演(ダブルキャスト)：
山田まさゆき[突劇金魚]：幸太郎
西分綾香[劇団壱劇屋] （竜崎だいち[羊とドラコ]）：福美
神藤恭平[DanieLonely]（三田村啓示[空の驛舎]）：トシユキ
椎原小百合[sunday] （高橋映美子）：母
福谷圭祐[匿名劇壇] （竹内宏樹[空間悠々劇的]）：ヘビ頭
2017/04/09(日）曇 7:35ｰ8:58PM(1'23)最前方客席満員(30人）
客層：20ｰ30才代女性中心。
客入れ：アパート前路上で待ち、開場時10人ほど。靴を脱いで急階段を2F。
アパート1間＋台所スペース大、3畳ステージと客席。桟敷1高低差をつけたベンチと
スツール4、5列。エアコン効かせているのは劇中電気ストーブ２台を全開にする
シーンがあるため。サリngROCKさんより諸注意。まず自分が恥ずかしいので携帯は
切る、匂いがある飲食物も同様など。折り込みチラシそれなり。
パンフ A5 3ページ。配役に役者写真付きで親切。物販。上演台本800円。
公演DVDほか。カーテンコール1回。
アパートを改装したアトリエでの公演。トイレが真っ赤とか趣味趣向。
舞台。下手に押し入れ。上手に床の間の跡。畳の上に小机、床にも動物図鑑。
大小水槽が窓際に積まれ。脇に電気ストーブ。上方壁にオーナメントがいろいろ。
お話。会社に行かず引きこもった幼なじみの恋人。訪ねてみれば締め切ってヘビや
カエルを飼育。病気の母親が人でないものになり、世話のため家からでることは
しないという。
脳内外、現実と妄想、人間と動物がごった。最近じゃ珍しいほどとっても演劇、
アパート部屋と相まって濃厚な空間と時間を創り出し。男の虚ろさを逆に映すように
潜む物、見えない物が見えてくる。豊かなイマジネーションと、家空間の借景が
重なる不思議さ。刺激的で素敵。切実で哀しい狂気だけど、登場人物いずれも
愛があって暖かい感触を残し。機会があったらまたこの場で見たいねこ。
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