＠新宿三丁目 SPACE雑遊(2017/04/21-30 13ステージ)
http://www.zatsuyu.com/
全自由 一般 前売4300円 当日4500円
作：安倍照雄 演出：平山秀幸 舞台監督：山地健仁 照明：日高勝彦
音響：原島正治 舞台美術：血野滉修 演出助手：吉橋航也 衣装：宮部幸
イラスト：沢田としき 宣伝美術：沢田節子 協力：株式会社ノックアウト
主催：劇団東京乾電池
出演：
綾田俊樹
ベンガル
太田順子（竹内芳織、川端美郷）
2017/04/21(金)晴 7:00-8:29PM(1'29)中段中央 客席超満員(60人）
客層：大人よりの2世代。女性過半数。
客入れ：桟敷1ベンチ1雛壇に椅子4列。隙間に増席、間際に関係者席解放。
座る場面があるので前方が見易し。折り込みチラシそれなり。パンフ A5 3ページ。
物販あったかな。カーテンコール1回。
綾田俊樹、ベンガルの企画、忘れた頃に復活。日替わりの女性キャストをいれた
3人芝居にて。
舞台。リアル 多摩川河川敷のホームレス住居。ブルーシートの掘っ立て。屋根に
タイヤとか重石。床にレジャーマット、ビールラックのテーブル。下手に洗濯物干し
上手には紅茶の出がらしパックが鈴なり。
お話。その日橋から飛び降り、しばしの後ずぶ濡れのおじい…、おじさんがホーム
レスに助けに請いに来る。死ぬ気はもう失せたらしい。殊勝そうで文句やうんちくを
傾けながら宿を借りることに。追い出しを掛けていたホームレスだが、いつしか
趣味趣向で意気投合？。やがて哀切の胸の内を吐露。
愛さずにはいられないおじさん二人。そんな人がそんな風にとベンガルホームレスの
一挙手一投足の味わい上々。ガチャガチャした綾田・文化人との凸凹組み合わせも、
こそ。知らなくてもいい豆知識と本物志向、ボロは着ても心に錦のこだわり、矜持に
感心、現実のギャップに苦笑するねこ。ここにいる、来た理由が明かされる終盤と
活きてくる伏線。切なくて温かくてほろり。
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