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＠中野 テアトルBONBON(2018/01/23-28 10ステージ)
http://www.pocketsquare.jp/bonbon/
全指定 前売4000円 当日4500円
＠大阪 一心寺シアター倶楽 1/12-14 5ステージ
作・演出：後藤ひろひと［Piper］
舞台監督：ニシノトシヒロ（BSII） 照明：大川貴啓 音響：大谷健太郎（BSII）
演出助手：鎌江文子 衣装協力：澤邉久弥子
宣伝写真・宣伝美術・撮影：堀川高志（kutowans Studio）
Web制作：飯村登史佳 制作：秋津ねを（ねをぱあく）制作協力：大森晴香
プロデューサー：松井康人
出演：丹下真寿美、久保田浩［遊気舎］、坂田聡［ジョビジョバ］
「気違い屋の話」
坂田聡 ：角
久保田浩 ：伊藤
丹下真寿美：加藤
後藤ひろひと：刑務官、店員
「看板女優の話」
丹下真寿美：沢田
坂田聡 ：古屋敷
後藤ひろひと：ジャージ男
「童話作家の話」
久保田浩 ：平井
丹下真寿美：レーコ
後藤ひろひと：医師
＞ 参考 遊気舎 98年再演レポート
2018/01/23(火)晴 7:32-9:04PM(1'33)前方中央 客席ほぼ満員（90人）
客層：大人より。平均30才台かな。男性過半数。
客入れ:平床に高低差ある椅子3、劇場椅子6列。誘導あり。入口付近までびっしり
前後も狭い客席だし，ほぼ定時開演なので早め入場が吉。折り込みチラシ 袋入り
パンフ A5 3ページ。物販。パンフ A4 1000円、台本2000円、丹下真寿美写真集
1500円。カーテンコール2回1分 拍手続くも3回目はなし。
関西で活躍する女優・丹下真寿美を知ってもらうために立ち上げたプロデュース
ユニット第1回公演。96年初演 大王こと後藤ひろひと27才での作品、自身で演出で
上演。
舞台。椅子使いのみのシンプル。
お話。オムニバス3話。連続殺人犯を無罪にしあげるという、弁護士の提案とは。
売れない劇団が大方針転換、「看板女優」も大転換。病院待合室、中年男へ少女は
おとぎ話を物語る。
人の悪所を描くけど、ダークストーリーに墜ちないコメディ。表も裏も訳知りで
一筋縄じゃいかないが、そんなところも素直に楽しめるという妙味。27才でこれを
書いちゃった大王、すごいなあ。いずれも特殊なシチュエーション、さらにどんでん
返しという、トリッキーさ。「童話作家の話」の不意打ちには涙零れましたです。
お家芸の客いじりはさすがの巧さ。大変面白く。
いろんな役柄、無茶ぶりも闊達に応じる丹下さんが爽快。彼女を囲むベテラン中年
俳優はいずれも今時珍しい怪演ぶり。東京では久方ぶりの羽曳野の伊藤な演技を
交える久保田浩はファンには嬉しい処。
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