＠池袋 東京芸術劇場 プレイハウス（2020/10/15-11/01 15ステージ)
全指定 S席8500円 A席6500円 サイドシート5000円 65歳以上（S席）7000円
25歳以下サイドシート4000円 高校生以下1000円
原作：ウィリアム・シェイクスピア 小田島雄志訳「夏の夜の夢」より
潤色：野田秀樹 演出：シルヴィウ・プルカレーテ
舞台美術・照明・衣裳：ドラゴッシュ・ブハジャール
音楽：ヴァシル・シリー 映像：アンドラシュ・ランチ 音響：井上正弘
照明コーディネート：阿部康子 ヘアメイク：鎌田直樹 演出補：山田由梨
演出助手：吉中詩織 通訳：加藤リツ子 舞台監督：中村貴彦 技術監督：小林清隆
宣伝美術：永瀬祐一
主催：公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
東京芸術祭実行委員会〔豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、
フェスティバル/トーキョー実行委員会、公益財団法人東京都歴史文化財団
東京芸術劇場・アーツカウンシル東京〕 後援：在日ルーマニア大使館
企画制作：東京芸術劇場 協力：NODA・MAP 日本シェイクスピア協会
助成：令和2年度 文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業（芸劇オータムセレクション）
一般財団法人地域創造
出演：
鈴木杏 ：そぼろ、ヘレナ
北乃きい：ときたまご、ハーミア
加治将樹：板前デミ、デミトリアス
矢崎広 ：板前ライ、ライサンダー
今井朋彦：悪魔メフィスト
手塚とおる：妖精パック
壤晴彦 ：妖精の王オーベロン
加藤諒 ：妖精の女王タイテーニア
阿南健治：ハナキン主人、イージーアス、夏の精かしら
朝倉伸二：ハナキン番頭・福助、ボトム
長谷川朝晴：ハナキン出入業者・氷屋
山中崇 ：ハナキン出入業者・豆腐屋
河内大和：ハナキン出入業者・酒屋
茂手木桜子：仲居おてもと
浜田学 ：年の精
土屋佑壱：耳が悪い精
吉田朋弘：目が悪い精
八木光太郎：あたしの精
2020/10/27（火）晴 7:02-8:59PM（1'56）1F後方下手 客席ゆる満員（350？人）
客層：20-30才代と中年層。女性過半数。
客入れ：感染対策。サーモ、セルフもぎり、手指消毒。座席はカバーをかけて、
1席空け。。センターは千鳥、両サイドはそうでなく、やや見難し。
折り込みパンフ A5 冊子。 カーテンコール 演出込み1回＋1回。規制退場。
1992年初演。ルーマニアの演出家を迎えて上演。
舞台。背景大スクリーンに、万華鏡イメージの森、飛ぶ登場人物ら、魔法を投影。
装置は持ちこみ式。森の妖精達はカラフルなうす布をまとい。床に移動装置あり、
回転寿司と役者がモニュメントになって出捌けする演出あり。
お話。有名原作を老舗日本料理屋の人々の物語に翻案。「夏の夜の夢」の森に悪魔・
メフィスト現れ、一筋縄ではいかない欲望と憎しみの大騒動となってしまう。
みんな見せるタイプの演劇。映像を活用、飛ぶ、巨大化など魔法を具現化する。
舞台は闇に蔽われていて、常に潜むメフィストの黒と繋がり。役者はみな白塗りで
個を殺す？、妖精と人間の分けが曖昧？、メフィストのパック化け以外は良く
判らない趣向。終盤の森炎上〜そぼろの呑み込んだ言葉のくだりは、すーと過ぎて
ちと判りにくく、物足りず。と，不満いいも、独特のムーディを楽しむねこ。
鈴木杏と今井朋彦は、まず声で魅了。男子50％感の鈴木杏の押し出し強さが印象。
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