＠三軒茶屋 世田谷パブリックシアター(2021/02/04-07 4ステージ)
全指定 一般 S席（1・2階席）5000円 当日5500円
A席（3階席）4000円 当日4500円 友の会会員割引 S席4700円
せたがやアーツカード会員割引 S席4800円
振鋳・演出・美術：麿赤兒 音楽：土井啓輔、ジェフ・ミルズ
主催：キャメルアーツ株式会社
提携：公益財団法人せたがや文化財団／世田谷パブリックシアター
後援：世田谷区
鋳態：麿赤兒
村松卓矢 田村一行 松田篤史 塩谷智司
小田直哉 坂詰健太 荒井啓汰 阿蘇 尊
高桑晶子 鉾久奈緒美 藤本梓 梁鐘譽
伊藤おらん 齋門由奈 谷口舞 谷口美咲子
2021/02/05(金)晴 7:35-8:47PM(65/7)中央前方 客席8割(250？人)
客層：中年層最多、学生〜じじばばまで、女性過半数。
客入れ：感染対策。手指消毒、サーモ検温、セルフもぎり。1階のみ使用、最前F列で
通常客席。折り込みパンフ A4雑誌。物販なし。いつもの演出されたカーテンコール
？回7分位。のち規制退場。
舞台。床一面にボーダーライン。全体を赤い綱で囲み。冒頭、彩られた放射線を
描いたアクリルボード壁を背景。
構成。・彩りあるアフロウイッグ達が中央で固まり。背景がアゲハチョウのよう。
ほどけて散開、おののくように震える者あり。
・ふらふらとタキシード上だけ、勲章ワッペンつけの侍従然とした輩がくる。
ふるえ､麻痺動作が近寄る者に伝染。侍従然が増殖(4人だっけ）。
それぞれの回りに引き寄せられるアフロウイッグ達。蜜蜂の受粉のよう。
・壁をあげると、床に横に複数の穴を穿ったダークグレーの円筒。
アフロウイッグ達が横並びで転がし。中に入る。
・侍従然達、前方をみやって、ミツコ、アップ、ダウン、ニュートロンと発話。
苦笑い、高笑添え。円筒両端にはしゃちほこ然と、白装束のアフロウイッグが
座り。その中に入り、穴から首を出し、キラキラ星♪を歌う。
・円筒から、ダークグレー衣装とウィッグのラスボス然とした麿赤兒が押し出される
ようにでてくる。ブレス！。
・侍従然達をアフロウイッグ達が人形のように操り、踊らせる。大きくぐるぐると
歩行、行進。アフロウイッグ達は回りながら、歩行。床、交互にジャンプ。
・赤い綱を巡らし、百万遍念仏唱え・綱うちのように。侍従然達は脱衣
（ベージュのボディスーツ）。アフロウイッグ達が蔽う。
・アフロウイッグ達は最後部に横一列、逆光の中、とりどりのポージングでフリーズ
円筒からラスボス然麿赤兒が追い出される。アフロウイッグ達らに抱え上げられる
・中央、ラスボス然麿赤兒に赤い綱に絡まり、そこを下端に綱は上げられ、その中に
アフロウイッグ達ら。ラスボス然麿赤兒は、両手で綱をゆらす、波動発生。
・大カーテンコール。
ダーク・マター、正体の候補に素粒子、何でも通り抜ける、「その通り抜けた、
あるいは衝突したりした感覚を別の感覚で検知できないだろうか、と」（パンフ）
というお題への応えを、Ｅテレ並の自由闊達さで図式化した舞踊。物理学か生物学を
妄想ミックスした、関係性と科学反応な動きで展開。抽象に引きこもらない、
愛嬌ある怪しさ、不思議さあるダンスを楽しむねこ。絵面ポップだし、過ぎないのも
いいし。
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