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＠ニュー新橋ビルおよび新橋駅周辺(2021/03/04-11 64ステージ)
共通パス一般7800円 を購入して日時予約要。
構成・演出：高山 明 作：エルフリーデ・イェリネク 翻訳：林 立騎
写真監修（初演版）：土屋紳一 デザイン：阿部航太
演出助手・制作：田中沙季 制作アシスタント：中島百合絵
協力：ニュー新橋ビル商店連合会、ニュー新橋ビル管理組合、港区、石井路子、
いわき総合高校 2012年初演版製作：フェスティバル/トーキョー、Port B
声の出演：いわき総合高校演劇部（2012年当時）
青木 愛、飯島もも、沖崎美菜、片寄真亜也、鎌田彩音、桜井智恵理、鈴木ゆうか、
田中 涼、千色和希、新妻宏恵、西田 藍、原田麻穂、松本芽生、屋代七海、
渡辺真衣、渡部若菜
2021/03/08(月）曇 5:10-6:55PM頃 ツアー1名毎
客層：学生、20-30才代と中年層。女性多め。
客入れ：ニュー新橋ビル3Fで受付。受付時間直後だったけど、来た順に早めの出発
可能。マップ付きポストカードとラジオを貸与され。5分刻みで出発。
解釈、演出フリーのイェリネク戯曲・ツアー形式上演の再演。→初演レポート
趣向。ポストカードの地図を頼りに、指定の場所（10か所）を訪れ、福島の状況を
語る声を、東京の場と重ねながら聞く。ラジオのチューニングがFM放送の谷間で
しづらいときがあり、まるで埋もれて届きがたい福島の現実そのものだなとも。
時を経たありさまを端的に現したアップデート・刷新作。立体は平面、生々しさは
削がれ、距離を置くようになる。逆に場のシンクロニシティで、来るべき危機を
人ごとならず予見させるところもあり。どうしても、見えざる脅威が放射能から
コロナ禍のウイルスに上書きされた感は否めず。初演時より新橋飲み屋街
ラビリンスを歩いた感あり。まばゆい店舗列に歯抜けの闇の多さ、まさに光のない
しかしエピローグに遠いという。
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