＠下北沢 本多劇場（2023/05/17-21 9ステージ）
全指定6000円 当日券なし
脚本・演出：蓮見翔 美術:杉山至、伊藤鈴蘭 照明:岡野昌代 音響:尾林真理
衣装:今村あずさ 音楽：chelmico 舞台監督:谷渾拓巳、村山鈴夏
演出補：?田はづき 美術：Trampoline 宣伝美術：柴田ユウスケ 制作:村山和弥
企画･製作:ダウ90000
出演：
飯原僚也（地元）
道上珠妃（地元）
吉原怜那（地元）
園田祥太（地元。蚊帳の外に置かれがち）
中島百依子（東京で芸能活動もいったん戻る）
蓮見翔（東京在住）
上原佑太（ゲーセン従業員）
忽那文香（ゲーセン常連）
2023/05/18（木）晴 7:04-8:56PM（1'50）後方 客席満員（360人）
客層：20-30才代中心、男性過半数。
客入れ：感染対策。検温なし手指消毒なし。入場時の整列誘導あり。長蛇の列が
できた物販も同様。当日パンフ テレホンカード体裁。配役などなし。
物販。Tシャツ3000円。プリントに抜けがあり、カーテンコールでの謝罪わちゃ
わちゃがコントのようで可笑しい。 カーテンコール1回。
ユーロライブ、TOPSから本多劇場。キャパ倍増もチケット即完売と勢いよし。
舞台。タッパ高いゲームセンター フロア。白黒市松の床、2面のパイプ壁に電飾。
下手端に2階立てボックス、1階に赤い出入口戸、後方のクランク階段・段々には
ガチャポン並び からボックス2階に入れる格好。フロア中央左右にプリクラ。
一方のラッピング写真は中島百依子演じる女性のもの。上手端にカウンター。
お話。高校卒業以来10数年、懐かしのゲーセンで待ち合わせ。時間つぶしの
プリクラから蘇る記憶。流行りものと、ローカルな恋愛関係のぐじゃぐじゃ。
その頃の写真流出で芸能界を追われた同級生あり、犯人捜しする内に、それぞれの
悪いところやら、恋愛関係の問題やら、再燃して。
一段と面白い。恋愛と地元のすったもんだコメディ/ミステリーで物語はこみいり。
連発するパワーワード、雑多なエピソートのばらまき、小事件の勃発とそれら伏線の
冴えた回収をリズミカルにして、3秒に1回は笑え、折々で拍手が沸くという。
こんな楽しい、ノリのいい舞台／客席は久々ねこ。いろいろあるけど、キモは今回も
恋愛。見失った2人が出逢い直す、互いの言葉を取り戻すラストがまあ素敵なこと。
役者持ち味を活かした、作品共通の文字通りのキャラ芝居、アンサンブルが
心地好く。蓮見翔さんの小気味良いツッコミ台詞と、忽那文香さんの宝物のような
天然ボケキャラ芝居、今回アグレッシブ味加え、が観られて嬉しいねこ。
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