＠新宿 紀伊國屋ホール(2023/11/28-12/03 8ステージ）
＠美浜 千葉市美浜文化ホール メインホール 11/26 1ステージ
原作：つかこうへい 脚本・演出：横内謙介 企画：見城 徹
振付：ラッキィ池田、彩木エリ（イカキック）
舞台監督：大山慎一（ブレイヴステップ） 照明：塚本 悟（ライトトレイル）
音響：青木タクヘイ（ステージオフィス）
衣裳：木鋪ミヤコ・大屋博美（ドルドルドラニ） ヘアメイク：比嘉奈津子
殺陣：西村陽一 所作指導：花柳輔貴理子 宣伝美術：吉野修平（ヨシノデザイン
オフィス） 宣伝イラスト：溝口イタル 舞台写真：宮内 勝
票券：そのださえ・菊地恵未（扉座） WEB宣伝：串間保彦（扉座）
制作：千葉市美浜文化ホール＜美浜公演＞／赤星明光・田中信也（扉座）
製作：千葉市美浜文化ホール＜美浜公演＞／扉座
出演：
伴美奈子 ：今日子(神竜組組長・故神竜政五郎の妻・聖サフラン教会の元シスター）
有馬自由 ：磯村（神竜組代貸）
犬飼淳治 ：徳次（神竜組若頭補佐）
野田翔太 ：カン太（神竜組 組員）
鈴木利典 ：金蔵（神竜組 組員）
紺崎真紀 ：三郎（神竜組 組員）
小川蓮 ：五助（神竜組 組員）
大川亜耶 ：サチコ（丸亀出身のホステス、三郎と婚約中）
翁長志樹 ：パウロ（聖サフラン教会 神父）
松原海児 ：松原（墨東署 暴力団対策課・課長）
早川佳祐 ：早川（墨東署 暴力団対策課・刑事）
三浦修平 ：三浦（墨東署 暴力団対策課・刑事）
新原武 ：熊田留吉Jr（警視庁長官・秘書室）
砂田桃子 ：花槍助桃子（花槍流・所作指導の先生）
岡森諦 ：木村伝兵衛（警視庁捜査二課・部長刑事・伝説の鬼警部）
アンサンブル
【轟組2024】相星功生、彌永拓志、唐木翼弥、久我音寧、高木静流、土岐倫太郎、
花渕嶺、原田優司、挽田悠誠、守敦也
【扉座研究所27期生】
安達大晃、木村友茄、小山莉穂、柴田千聖、末平涼海、武田海悠、手島一哉、
中西海斗、並木蓮、仁尾咲野花、森下昌恵、森田夏萌
2023/11/28(火）晴 6:35-8:40PM(2'02)前方下手 客席ほぼ満員(400人)
客層：大人中心の2世代、女性過半数。
客入れ：感染対策。手指消毒任意。ロビーは祝花だらけ。当日パンフ A4高さ 4つ折
オールカラー。物販 上演台本1500円。 カーテンコール3回。
2020年12月初演＠すみだパークシアター倉、今日子に石田ひかり。ねこ未見。
舞台。一部で大扉装置使用、転換では中程の幕を下ろし。
お話。「二代目はクリスチャン」その後。夫である殺させた組長の仇を討ち、20年の
刑期に服役した今日子。組を再建する覚悟の前に現れたのは荒れ地、暴対法で骨抜き
基本的人権さえ奪われているヤクザ達。窮状を救おうとあの木村伝兵衛が企む一方、
当の組員達は足を洗う決意を固めていて…。
ともかく熱い、もうスッとして心軽くなるねこ。つか作品のオマージュ、熱海が、
飛龍伝が、要所に散りばめられ。義理と人情、矜持ある世界から、無責任、保身ら
心をなくした者達への憤りと嘆きもまた継ぎ。よくぞ言ってくれた感あり。
役者全員に物語がきちんとあり、ぐっとくる見せ場多数。ラストの大立ち回りまで、
存分に堪能するねこ。
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