＠下北沢 アトリエ乾電池（2023/11/30-12/03 10ステージ）
全自由 前売り3000円 当日3500円
＠札幌 扇谷記念スタジオシアターZOO 12/14-17
作：別役実 演出：柄本明 演出助手：嶋田健太 舞台監督：嶋田健太、血野滉修
照明プラン：鈴木一希 照明オペ：重田未来人 音響：土居正明
チラシイラスト：松元夢子 協力：ノックアウト 主催：(株)劇団東京乾電池
出演：
矢戸一平：男1
川崎勇人：男2
高田ワタリ：男3
岡森建太：男4
杉山恵一：男5
中井優衣：女1
鈴木美紀：女2（女1の母）
2023/12/03(日)晴 4:00-4:53PM(52)後方下手 客席超満員(50人)
客層：大人より2世代、女性過半数。
客入れ：感染対策 手指消毒、検温任意。当日パンフなし、物販なし。雛壇にパイプ
椅子とベンチ4列、通路に席追加。カーテンコール1回。急遽決めたというトーク
実施。
様々な劇団で上演されてきた作品、16年振りに見るねこ。俳優・川崎勇人の企画で
上演、郷里の札幌公演もあり。
舞台。中央壁に一段高く開口入口、床に段ボール箱1。
お話。段ボール箱に入ると○△かと、不毛な問答を繰り返す紳士たち。そこに母と
呼ぶ女を隷属した女がやってきて…。
よけいなことをしない、ドライなタッチでの別役実上演。理屈ばった、すっとこ
どっこいなナンセンス会話に終始。呑気ムードからダークで不穏なムード、ラスト
では段ボール組の「家」と「灯」が現れ。砂漠にオアシスな感動を覚えるねこ。
男1・矢戸さん、不器用な台詞回しにフラあり、つい笑ってしまう面白さ。
トーク 4:54-5:13PM(19)
高橋 陽一郎（NHKエンタープライズ）、柄本明
柄本 この作品は15年前から。今は劇団内から頼まれて演出している、これは
俳優の川崎の企画。出身地の札幌に行きたいから。
柄本（別役さんは見たことがあるか？）昔、女1・娘役で出た時があってその時。
別役さんは絶対に何も言わない、他の劇団の舞台もそうらしい。なにも言わない
のが凄い。これは人に触ってこない本。
高橋 全て正確だけど、はみ出してもいる。どんな稽古を？。
柄本 あまり稽古はしない。1週間、間を空けて1日2時間位。初日に役者は台詞を
入れてきている。
高橋 稽古を見たことがあるが、突き放してるけど細かい。何を言ってるのですか。
柄本 他の人に聞こえないように、当人だけ耳打ちして伝えている。
高橋 組立ないようにしてる？。
柄本 そうです（笑）。ライブだからいろいろなことが起こる。意図している訳では
ないが、台詞に詰まったり壊れたりすると、ご馳走。お客さんが入ると劇場が
生きてると思う。
柄本 別役さんをやるのはお金が掛からないから。美術はすごく考える（と今回の
場合など）
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