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 東京芸術劇場 芸劇danceワークショップ2023 発表公演「√オーランドー 身体的冒険と三百年の遊び」

 @池袋 東京芸術劇場 シアターイースト(2023/12/22-24 3ステージ)
 全自由 一般2000円 高校生以下1000円

 原案:ヴァージニア・ウルフ「オーランドー」 講師・構成・振付・出演:中村蓉
 映像・ドラマトゥルク:中瀬俊介 アーカイブ作成・演出振付アシスタント:緒方彩乃
 ワークショップアシスタント:アラキミユ 佐藤あかり、諏訪由季、宮澤ひかる
 舞台技術:東京芸術劇場舞台技術スタッフ 宣伝美術:関田浩平
 主催:東京都/公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
 助成:文化庁文化芸術振興費補助金 劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業
(地域の中核劇場・音楽堂等活性化)|独立行政法人日本芸術文化振興会
 企画制作:東京芸術劇場
 出演:
 芸劇danceワークショップ2023「√オーランドー」参加者
 秋山舜稀、内田颯太、川島信義、佐藤正宗、中野亜美、中野利香、中森千賀、
 幡野智子、廣庭賢里、巻島みのり、森口ありあ、大和奈月、山本結、吉村元希、
 律子

 Eternal Dance (Takasago) 楽曲制作:廣庭賢里

 スペシャリスト(各専門分野の視点から作品創作にご協力をいただいた方々)
 浅野ひかり(現代美術)
 三村一貴(中国語中国文学)
 AKI INOMATA(現代美術)
 田島木綿子(海獣学)

 2023/12/24(日)晴 1:03-2:09PM(65)中段上手 客席ほぼ満席(150人)
 客層:感染対策 手指消毒任意。45分前ロビー開場 原作から想を得た彩乃さんの
 イラストパネル、びっしりシーン進行ボード、稽古場日記、原作文庫読み場、あと
 箱馬クリスマスツリー。開場時25人。両サイド端を覗いた客席、緩やかに埋まり。
 当日パンフ B5 5ページ。物販なし。カーテンコール2回。

 劇場発ダンスWS発表公演。原作の序文そのままに多方面専門家の教示の元、創作。
 舞台。正面壁にジャンクな巨木、劇中小道具の集合体と後知られ。お能の松羽目の
 体。その上方に元原作のテキスト投影。

 中村蓉ワールド行き渡り、面白い、もう一度観たい。原作の骨子を自由自在に翻案
 (発話、議論、インタビュー等)、語る身体・ダンスを副音声が如く伴って、
 賑やかにショーイング。分かり易いし、出演者が自分事と噛み砕いてるのもいい。
 若旦那なオーランドを経済学者が経済の観点でどう見るかで、モブに翻弄されながら
 発話してるのに苦笑。どうしようもなさを実感。また、転換後の31才女性として
 どうよで、小津安二郎「秋刀魚の味」父娘対話を蓉さんによるソロダンスで投入。
 そう来たか。蓉さんのダンスを観られたお得感もあり。

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