＠上野 東京国立博物館 九条館（2024/04/04-07 6ステージ）
全自由 5000円（抹茶・お茶菓子付） 着物の方1000円割引き
作・演出：高井浩子 東京国立博物館アンバサダー：山崎美貴[文学座]
宣伝美術：清水ツユコ 制作：東京タンバリン 主催：（一社）月と太陽
出演：
山崎美貴 ：榎本さくら（同級生の社長に請われ、従業員へ茶道指南）
木村美月 ：菊池藤乃（日本料理・キクチを切り盛りする社長の妻）
田中博士 ：紅林健（従業員 社長の甥）
遠藤弘章 ：桐生誠（板前）
青海衣央里：杉野恵子（仲居）
萩原美智子：笹川由美子（古参仲居）
竹之内隆志：丸山一平（板前見習）
一龍斎貞寿：一龍齋貞寿（語り役）
2024/04/06（土）花曇り 3:02-4:17PM（70）中程椅子席 客席ほぼ満員（31人）
客層：2世代、ベテラン男（多め）女と20-30才代女性中心。女性過半数。
客入れ：感染対策 手指消毒任意。東博西口で和服スタッフが受付、入場パスを
渡し、4人ずつ道案内、東博の日本庭園西端・茶室建屋へ。靴を脱ぎ、受付、
十畳二間の続き部屋、両縁側に桟敷1椅子1。当日パンフ A5 3ページ。トイレは
平成館の事務所側（通常）と会場近くの（多目的用のみ）。物販。上演台本。
上演中めくりながら見てる人あり、ガサゴソ五月蠅いので止めて。
劇中、身体をほぐすための「もぞもぞ」タイム2回あり、劇団員のダンス付き。
カーテンコール1回後は早速に、各自抹茶と和菓子「桜と藤」を頂き。
東博の広告企画×東京タンバリンシリーズ。初参加ねこ。
趣向。今回は講談師・貞寿さんがナビゲーター、講談の導入から開始。
劇中、山崎美貴先生から茶道の心得など、物語から観客も学んだり。
お話。家庭の事情で寂しくしていたさくらに、日本料理店を営む社長・勝が
声掛け。従業員へ茶道ら和事指南の誘い。しかし約束の日時に誰もやってこず。
すわ、あたりがキツイ、勝の妻・藤乃の意地悪かと訝るところに当人が。
和敬清寂であるべき茶室にあるまじき、さまざまな女の闘いが勃発。ドタバタ、
ドロドロに苦笑い、清閑なリアル茶室なので結構痛し。そこらに重すぎずの
さじ加減を施し、生き続けるものの共闘のドラマともして面白し。講談師・
貞寿さんの軽妙な語りが風通しを良くしてて○。
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