＠京都北白川 アンダースロー(2025/05/16-19､22-25､06/14-17 12ステージ)
全自由 一般 前売4000円 当日4500円 学生 前売3000円 当日3500円
作：ウィリアム・シェイクスピア 翻訳：河合祥一郎 演出：三浦基 音楽：空間現代
舞台美術：杉山至 衣裳：コレット・ウシャール 衣裳製作：清川敦子
照明：藤原康弘 舞台監督：大鹿展明 宣伝美術：松本久木 制作：田嶋結菜
主催：合同会社地点
出演：
秋元隆秀:マクベス
佐藤鈴奈:マクベス夫人
立本夏山:スコットランド王ダンカン
山西由乃:マルカム
安部聡子:魔女
石田大:魔女
丹羽彩夏:魔女
選教寬:バンクォー
尾島叶:フリーアンス
小林紀貴:ロスの領主
小林洋平:マクダフ
山本魚:マクダフ夫人
尾島叶:マクダフの息子
2025/05/18(日）晴 5:01-7:14PM(2'13)後方下手 客席満席（45人）
客層:大人寄り3世代 男性過半数。
客入れ:感染対策 特段なし。開場時10数人。雛壇に木製椅子3列。舞台面が高く、
最前列は床上面を見る格好だけど、今回に限り面白いかも。当日パンフ A5 3ページ。
相関図付き。物販。空間現代のレコードほか。演奏とも演出付きカーテンコール3回。
舞台。高床式、八百屋で鏡面。奥と下手壁との隙間に空間現代、かつ役者が出捌け。
上手奥角と上手上方にランプ電飾。
お話。武将マクベス。魔女にそそのかされ、王と盟友の武将を殺し、王位を我が
ものに。しかし、王の遺児に討たれてしまう。
エグい地獄絵図マクベス、らしく演技体が特異。横倒しでまるで死んでいる、鏡に
写し身が常態。目を閉じ、両手が空をさまよい、ウッ！と開眼、クッ！と起死回生。
恐怖に晒されている、リアルな生き地獄沙汰が全編行き渡り。対して、3人の魔女は
シンボリックなポーズで起立、亡者の群を眺め、欲望、悪心と共に常駐。キレイは
キタナいが状況で一意に変化したり、ブルースを歌ったり興味深し。後マクベス夫人が
魔女よりの立ち姿になるのもまた。構成は原作通り、テキレジ余りなく、予言は何度も
重ねないとか整理はされ。内容からプログレ！？かと思われた空間現代はそんなことは
なく、切れ味良く、多彩でカッコよく劇伴。一部台詞を交わすシーンもあり、ふむむ。
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