＠青森 渡辺源四郎商店しんまち本店(2021/01/31）
視聴料2000円 こまばアゴラ劇場支援会員 無料
作・演出：畑澤聖悟
ドラマターグ：工藤千夏 舞台美術：山下昇平 舞台監督：中西隆雄
音響：藤平美保子 照明：中島俊嗣 制作：秋庭里美、奈良岡真弓
プロデュース：佐藤誠 宣伝美術：工藤規雄＋渡辺佳奈子
映像制作：アップルビジョン （高坂美範、溝江祐輔）
配信スタッフ：ぱやらぼ葛西薫（青森）、株式会社コローレ （東京）
助成：令和２年度芸術文化振興基金
主催：渡辺源四郎商店、なべげんわーく合同会社
共催：一般社団法人進め青函連絡船 企画制作：なべげんわーく合同会社
出演：
山上由美子、工藤良平、音喜多咲子、松野えりか、渡邊望美、木村知子、
工藤和嵯、三津谷友香、白石恭也、福嶋朋也
無観客ライブ配信 アーカイブ視聴 1時間13分
舞台。白いカバーが掛けられた椅子が左右、背景にモノクロの人物、連絡船の
書き割り。船内壁と入口。立て看板は「青函連絡船家系図」。
お話。連絡船歴史再現ドラマの収録現場。NHKファミリーストーリーの体、登場する
のは連絡船（(擬人化)達。洞爺丸先輩は海難・悔恨の念を抱きながら、ゆかりの
ゲスト達と懐かしく再会する。
激動の時代を生きた船達の人生(人じゃないけど）を活写。歴史が数字や定型文で
なく、賑やかに心豊かに人より人らしく描かれていく素敵。若手中心の座組が
清々しい。消費し流していく世間（ＴＶ局）と、おき去られた当事者（過去の
船舶達）の虚しく哀しい対比。しかし、どっこい生き続ける（記念艦）結びの
暖かさ。配信のカーテンコールに拍手するねこ。
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