山の手事情社「コーラっぽいの」 私の考える演劇シリーズ２
＠新宿・スペースゼロ（1994/11/23-27）
構成・演出：安田雅弘
1994/11/23(水祝)6:30-8:30pm 晴 ほぼ満席
統制された散在イメージ。が、気持ち良かったり、退屈だったり。ハイパー
コラージュ手法第一弾。
舞台。恐竜、ゴムボート、急須と茶碗、イルカのノンスケールモデル、床屋くる
くるなど。これあなどれないオブジェ。客入れ演歌は、あざとい感じ。あの台本
芝居のあれこれが演歌か、とも思うけど。
お話し。あってない。植民地プランナー支部の台本ドラマが、一貫。その回りで
ダンス、エチュード、気持ちいい音楽、明かりがお構いなし。のコラージュ。
なんだかよくわからない、わかる様々。がきちん、構成されてる印象。前からそ
うだけど、その感強し。役者もただのオブジェすね。今回から清水、柳岡の二大
看板が抜けたせいで演出がもろ前面にでた感じ。清水、柳岡の二人は、ハーフ
タイムというか、完璧さの中の憩い。だったなあと改めて思うねこ。きれい、
きちんだったけど、楽しみ△な今回。
役者いっぱい。それでも印象に残る人、女優が少なくてさびしい。宇田川役の井
上奈保未さんがいきいきした表情で、○。
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