山崎広太 rosy Co.,「ピクニック」
＠青山・スパイラルホール (1997/7/30ｰ8/2 5ステージ)
指定3800自由2600
振付：山崎広太 アートディレクション：Et in terra pax
ダンス：近藤良平、森本京子、Tanghin Fong Matos、小澤剛、藤本英人、山崎広太
1997/7/30(水)雨 7:40ｰ8:50-(休憩10)-9:20PM 立ち見 客席超満員(210人)
客層：20才代前半中心に幅広い年齢層。女性過半数。
客入れ：当日自由席は開演間際に入場。自由席(40席）にあぶれ当日券客は立見。
15人ほどか。開演15分前からキャンセル分指定席の発券（差額払い）もあり。
初見。Et in terra pax の美術参加に興味な動機。
舞台。広ーい素舞台。上手、天上から縄ばしご。下手奥、古風なテーブルに４つ
のグラス。Et in terra pax の仕事は、休憩後のエピローグに顕著。
お話が伺えるダンスですんなり見られたねこ。ストリートキッズが享楽、退廃な
日々。なにやらよそ者とか、親しみやすげでいて捉えどこ無い女の子との出会い。
孤独で刹那な姿のあれこれ。
長躯の男の子達が日本人離れしてて、そんな設定にもすんなりとはまる。ぐにゃ
ぐにゃとレイジーな動きも不良ですね、となんかかっこいい。テンポが上がると
肢体をおもいっきし使い、特に足などぐんと伸びやか。気持ちいいねこ。連なっ
たり、くみつほぐれつしたりの群舞が変わってて、面白い。女の子のダンサー。
男の子と対照に小柄、日本人してる。しなやかな動き○、見ててなんか安心ねこ
リズムも楽しい。ノイズ系はあまりなく、スウィングジャズ、ラップと街角な音楽。
EVERYTHING BUT THE GIRLで気障ぽいお兄さんがひょろひょろと踊るの、
おかしかったねこ。
立ち見が辛いよな頃：１時間越で休憩。もしや３時間公演！？、どうなるねこの
足と思うも、意外に短めエピローグで助かる。それまでとは趣変え寡黙な出だし
水底に沈んでいるよなイメージ、佇む人達。やがて、水面・海上地上に出て・・
な展開。冒頭、一幅の絵のように美しい：正面、半裸の男の子、上手後ろ向け男
下手、中央に横たわる２人を見つめる女の子、奥テーブルにも男。それらは静止
したままに。ぴっぴっと間断電子音。中央、二人が居る白いカーペットに映る、
緑と青のリサージュや海の画像。なぜか走るラジコンカー。砂降るテー
ブル。
てな具合。休憩前も楽しいけど、このミステリアスな雰囲気も好き。
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