山崎広太・rosy CO.,「シノワーズフラワー CHINOISE FLOWER
雨降り続けるなか 香るダンス 美しい花 強い体が在る」
＠渋谷 シアターコクーン (1999/7/23-24 2ステージ）
全指定前売り当日共 S4500 A3800 B2500(問合せ先のみ) 立見？
振付：山崎広太 花（美術）：松田隆作 作曲：菅谷昌弘（協力：飯塚修）
コンタクト振付協力：出演者 プロダクションマネージャ：小林清孝
照明：柏倉淳一 舞台監督：西川浩三 衣装：加納豊美 企画：霜村和子ほか
出演：安藤洋子、島田衣子、広田あゆみ、近藤良平、森山開次、星加/水内宏之
1999/7/23(金)晴れ 7:35-9:20PM(30/休15/60） 下手脇より 客席ほぼ満員(800)
客層：傾向がつかめないとりどりさ。洋を問わずの老若男女。業界？な方多そう。
客入れ：当日券開演１時間前から。ちょっと過ぎねこはキャンセル待ち。20枚も
でたかで、結構余裕数(A席のみ）。名前を事前に告げてたけど、呼ばれたか不明。
物販パンフなし。
舞台。黒と赤。紅いオブジェ３つ。上手手前に巻き貝みたいの。中央に紅い花の
小山。下手奧端、大きな紅い屏風。紅色は薔薇２万本を顔料に使ってだしたとか。
ご苦労様です。
ぐねぐねとダイナミックでいてレイジーな動きがあちこち。相対するよに雑踏な騒
がしさに立つ、静謐な白い少女。サブタイトルにふーんなるほろな、相変わらず
雰囲気たっぷりなダンス。と「ピクニック」以来、2年ぶりみたねこ。
ピピと脈な電子音。暗やみ背景に醒めたよな白いライト。まとまり無く走るモブから、
少女と青年のデュエットが抜き出てくる。少女は休眠と覚醒を繰り返し、そのたび
青年はモーションを掛けるが反応はない。やがて、リンゲル容器のもと、活性化
する少女、花弁がない花に鼓舞する男女、土くれに埋もれ伏す青年から、生と死
の物語が伺われくる。陰影を従え、キシキシと鋭角な音楽の元、マイナーに展開し
てた場面は青年の休眠で一変。コミカルな動き、天国的音楽な能天気場所となる。
生きていく苦しみの逆説表現？。
山崎さんは自身の自信たっぷり。長躯で見栄えするんで存在感あり。やたら動くし
アピールするんだけど、なんかぬるくて△。なんつうか、ダンスそのもの、身体の
凄さが感じられないというか（巧く言えないねこ）。安定感もひとつ。バレエな動きで
特にそう。相手の女性が決めてるのでなおさら。うーん。それにダンスや構成に
無駄が多いんじゃ、それも中途半端な無駄って感じで・・。中盤が長い繰り返しに
思えて、睡魔憶えたねこ。ずぶの素人生意気印象なれど。でも、前述のイメージ
な雰囲気はいわく言い難い魅力あり。もっとタイトにしてくれるとよかったかも。
バレエな動きの女性（島田？）。凛とした姿勢と動きが○。もこもことした金髪の
女性（名前？）。お豆みたいに弾け、切れがよくて気持ち良し。
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