＠新宿 Pamplemousse パンプルムス(2004/7/28-8/3 9ステージ)
http://pample.hp.infoseek.co.jp/
全指定 前売3500円 当日3800円
脚本・演出：山内健司
舞台監督：森下紀彦 照明：佐藤啓、柳本友紀 音響：眞澤則子、丸山真由美
衣装：平野里子 美術：原田恭明 装置：福田暢秀 宣伝美術：村松利史
制作：城島和加乃
出演：
村松利史 ：村松
深浦加奈子 ：村松香代子（その妻）
主浜はるみ ：山崎はるみ（村松の若い恋人）
大沢 健 ：添島ケン（香代子の若い恋人）
中込佐和子 ：前島ナツコ（ケンの恋人）
岩谷健司 ：村松アキラ（村松の弟）
岡部たかし ：ミチヒコ
渡部友一郎 ：警官
2004/8/1(日)晴 2:10-3:50PM(1'40) 前方より 客席満員（90人)
客層：20才代女性と中年層半々の大人客席。男女半々。
客入れ：全指定席。桟敷1列(当日券用？)、ベンチA-C 3列、パイプ椅子D-H 5列。
前後はそれなりにあり。入口前に受付、手狭なためブルーシートを敷き、階段手前で
靴を脱ぎ。場内案内、とくに舞台側にあるトイレは再三あり。客席後方のエアコンが
うるさいため、開演中は停止、各自対応と団扇は配布。もう一台稼働していたため、
不必要でよかったなり。タイニイアリス時代なら、蒸し風呂？。折り込みパンフ。
A4 1枚に挨拶。青年団の同姓同名俳優ではないと開口一番。次回公演未定。物販。
上演台本400円
「湯川専務のセガ」「ナオミ・キャンベルのTBC」「UFOヤキソバ」などのヒット
ＣＭプロデューサー・山内健司 作演出公演。
舞台。高度成長期モダンなリビング。壁は下手に黒とオレンジの大きな△を連ねた
ものと、上手にモノトーンの市松模様。正面、上手に下がった△壁ごしに玄関廊下
が見渡せ。手前にふっくらした、クリーム色のソファとガラステーブル。
お話。若い愛人を家に連れ込んだ夫に離婚を申し渡し、家を追い出す妻。その妻
には若い恋人あり。彼はあずかり知らぬことだったが、夫の愛人は妻が仕込んだ
罠。しかし、妻の恋人の婚約者が家に押しかけてきたことから、妻の嫉妬と怒りが
呼び覚まされて…。
単純な昼メロを個性派役者と演出遊びで彩り。とほほな夫役・村松利史、ダーク
クールな妻役・深浦加奈子とも、存分にキャラ芝居。脇役もきっちり仕事。うふふ
笑いねこ。青年団な同時多発をいれつ、静かな会話劇で進行。終盤は、幽霊（ミチ
ヒコ：事故死したはるみの恋人）を交え、見える見えないの笑いをいれつのコメ
ディ模様。結局、もう疲れたと、妻が選んだのは毒にも薬にもならない夫と
シニカルに締め。あんまディープにならず、ソープオペラの王道に沿い造った感。
こだわりはキャスティングと、パンフにある通りの印象ねこ。
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