＠東池袋 あうるすぽっと(2008/8/19-25 11ステージ)
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＠栗東プレビュー公演 栗東芸術文化会館さきら中ホール 5/11 1ステージ
＠京都 京都府立文化芸術会館 5/15-17 4ステージ
＠名古屋 愛知県芸術劇場小ホール 5/23-25 4ステージ
＠大阪 新・ABCホール 6/5-9 7ステージ
＠広島 アステールプラザ中ホール 6/17 1ステージ
＠福岡 イムズホール 6/20-21 3ステージ
作・演出：上田誠 美術：長田佳代子 照明：葛西健一（Gekken Staffroom）
音響：小早川保隆（GEKKEN staff room） 衣装：中嶋佑一 (artburt)
舞台監督：筒井昭善×大鹿展明 脚本協力：松居大悟、大歳倫弘
演出部・演出助手：柳原暁子 演出部・小道具製作：中川有子
小道具製作：酒井善史 大道具製作：俳優座劇場舞台美術部 運送：大和商運
宣伝美術：井上能之 宣伝写真：成田直茂 宣伝映像：大見康裕、山口淳太
制作：井神拓也、諏訪雅、本多力、吉田和睦、吉永祐子
京都芸術センター制作支援事業 助成：芸術文化振興基金
企画・製作：ヨーロッパ企画／株式会社オポス
出演：
酒井善史：神崎マサヨシ（取材を受ける力自慢のプロ野球投手）
中川晴樹：ディレクター
石田剛太：ＡＤ
諏訪雅 ：カメラ
土佐和成：照明
本多力 ：音響
永野宗典：記録
角田貴志：研究者
西村直子：少女
2008/8/24(日)小雨 1:05-2:47PM(1'40)前方上手 客席ほぼ満員(280?人)
客層：20-30歳代で若年より、女性7割。お友達連れと単独半々。
客入れ：当日券あり、詳細不明。ぽちぽちと空席あり。2階建て舞台の上側が中心
なので、前方だと首に若干くるものあり。折り込みチラシ極厚もビニール袋入りで
安心。鉛筆付き。 折り込みパンフ A4 4ページ。表紙カラー。挨拶、役者顔写真
、スタッフ、予定。物販。パンフ兼機関誌 ヨーロッパ通信最新刊 B5 22ページ
700円。オールカラー 内容充実でお買い得。ほか公演DVDなど。
カーテンコール1回2分。
京都の人気劇団・10周年全国ツアー最終。本公演以外の企画や、多方面の役者出演
など精力的に活動する中、舞台はいままで通り。ちなみ、初めて彼らをみた2001年
8月24日＠京都から、偶然7年周年記念日となったねこ。
舞台。2階建て形式で地上と地下。地上草っぱら、下手端に土色の巨大人型の上半身
背後はトタン壁とか公園外周模様。地下、でこぼこの地面と壁にアパート調度や生活
用品。真ん中の盛り上がりは、地上のゴーレムに繋がる足部？かしらん。
お話。駆け出しプロ野球選手のドキュメンタリー収録。少年時代は如何と故郷を
訪ねたところ、番狂わせ。空き地の一角にある土の山を「ゴーレム」。彼こそ野球
人生の原点、キャッチボールをしていたというのだ。
とんでも本な内容を、演劇の虚構でないけどあるものと捻る面白さ。愚かさを斜に
構えて怪笑とせず、まんまからっと快笑として、好感ねこ。「物証」を見せられ、
ゴーレムを信じるようになったスタッフ達。さらに「ペガサス」を目撃した一人を
否定、ゴーレムまでと線引き。曖昧なものを断定したいという、愛すべき人間くさい
滑稽さ。部活気分な呑気さと、無責任さをいい意味で生かした群像劇を、にこにこと
楽しむねこ。持ち味？のやたら謝罪また立ち直りが早い、すごいことを何でもなく
言う（ペガサスがうろうろしているよとか）芝居のちりばめも愉快。
役者。不遇の雑役に永野宗典。叩かれても、立ち直り超速。湿らないパシリ役をやら
せて、小劇場演劇界随一なり。
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