＠下北沢 下北沢小劇場楽園(2009/11/4-8 8ステージ)
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全自由 前売 お祭りセット5000円 一般3000円 高校生以下2000円
当日 一般3500円 高校生以下2500円
構成・演出：安田雅弘、倉品淳子、水寄真弓、大久保美智
音響：斎見浩平 照明デザイン：小栗永里子 衣裳：竹内陽子 宣伝美術：福島治
演出アシスタント：小笠原くみこ 舞台監督：文 秉泰 制作：福冨はつみ、氏家綾乃
助成：平成21年度文化庁芸術振輿費補助金(芸術創造活動特別推進事業)
平成21年度文化庁芸術祭参加作品
出演：
倉品淳子 ：メデイア
水寄真弓 ：オフィーリア
大久保美智：阿部定(あべ さだ)
清水 宏[炎の演劇部]（ダブルキャスト 各務立基[花組芝居]
）：男
2009/11/4(水)晴 8:06-9:34PM(1'27)上手最前方 客席満員(80人)
客層：20-30才代と中年層。おじさんおばさん結構。女性過半数。
客入れ：受付順に整理番号配布。開場開演定時20分前、20人ほど。客席２方向。
ベンチ１、ひな壇に椅子4,5列、ベンチ1。センタ寄りがいいかな。好き好きで。
折り込みチラシそれなり、鉛筆配布。折り込みチラシ A4縦折 3ページ。
挨拶、配役、スタッフ、構成表、予定。11/11-15で「おとことお酒」。ほか本公演
不明。 物販。過去公演DVD。 カーテンコール2回1分。暖かい拍手でいいムード。
昨年初演作、今回男性版もシリーズにして再演。
舞台。初楽園ねこ。ジァンジァンみたい、真ん中に柱、2面客席の舞台近接会場。
壁際に本棚、鏡台のある女子部屋。濃いグリーンの壁に淡色テーブルら美術。
鳥かご、枯れ木、ブランコが赤一色で異彩を放ち。可憐さと妖艶さが同居した不思議
お話。メデイア、オフィーリア、阿部定という、強力な悲劇女性登場。友達設定で
お茶しながら互いの男のことやら駄弁る趣向。合間に原作史実モノローグ、負荷を
掛けながらはっちゃけるダンスを挿入。
惨劇の後先を刈り込み、さらっと面で核心に触れ、女の大変さ、愛おしさを浮かば
せる。ラフなお喋りスタイルなんだけど、内容は深耕。一筋縄ではいかない複雑な
心理を掘り起こして内実ヘビー。なんだけど、べたつかせないさじ加減に演技演出
の妙あり。自由のようでかなり造り込みが感じられ、ちと窮屈な面もあり。もっと
役者（自分自身？）を自由にしてもとも思うねこ。恋人役で汗っかき清水宏登場。
いつになくダンディと思いきや、キレる笑いを振りまき、場内沸かせ。
構成表
■プロローグ
■コーヒー S.S.「オフイーリア」
■紅茶 せりふ「定」 S.S.「メデイア」
■お酒 酔っ払いルパム
■おとこ 手紙 手紙じゃない おんなたちとの遭遇 S.S.「定」
■化粧 せりふ「オフィーリア」 「メディア」 「定」
■エピローグ
S.S.＝ショートストーリーズの略、俳優創作の寸劇。
ルパム=俳優創作のダンス。
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