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 遊園地再生事業団#17リーディング公演「ジャパニーズ・スリーピング/世界でいちばん眠い場所」

 @高円寺 座・高円寺2F カフェ アンリ・ファーブル(2010/5/30-6/1 3ステージ)
 http://za-koenji.jp/home/index.php
 全自由 前売当日共2500円(ワンドリンク・ワンフード)本公演とのセット券6500円

 作・演出:宮沢章夫 音響:半田充[MMS]  映像:今野裕一郎 映像出演:原陽子
 演出助手:近藤久志 宣伝美術・WEB:相場称 舞台写真:三野新
 制作:笠木泉、黄木多美子 企画・製作:遊園地再生事業団、ルアプル
 出演:
 上村聡  :眠らない男a
 岡野正一 :眠らない男b
 川口聡  :眠らない男c

 田中夢  :異常なほどよく眠る女
 牛尾千聖 :思わぬ場所で不意に眠ってしまう女
 山村麻由美:いままさに眠っている女

 伊沢磨紀[劇団青い鳥]:セカイでいちばん眠れる場所をしっているという女

 やついいちろう:いつも眠っている男

 2010/5/30(日)曇 8:00-9:03PM(1'02)中央付近 客席ほぼ満員(70?人)
 客層:学生も多そうな20才代中心。男女半々。
 客入れ:開演1時間前からのカフェタイムで場所取り。整理番号順に入場、開場時で
 30人ほど。センターステージの周りに4人掛けテーブル18ほど。遠く両端に椅子席。
 チケット引き替えメニューは、ピクルス他前菜またはケーキ、あとアルコールまたは
 ソフトドリンク。追加できる食事はカレーとスパゲティ位。
 折り込みチラシ1,2枚。パンフ A5 3ページ。挨拶、配役、スタッフ、予定。
 本公演は10/15-24@座・高円寺1。物販。サイン入著作。 カーテンコール1回1分。

 舞台。2畳ほどの平台に椅子。開演前には「構成が混乱している」「だからこそ
 ドラマに縛られず演劇を楽しめる」など短冊が置かれ。カフェ客席から役者出入り
 してリーディング。

 不自由な人達のありさまを不眠と睡眠障害になぞらえ。本を片手に立ち座りなど、
 通常芝居スタイル。寝てばかりなのに寝てみたいという男、寝言女のたわごとを眠れ
 ない男が真顔インタビュー、など切実で滑稽なやり取りで終始。曖昧なことをリアル
 な役者芝居でするヘンテコさも相乗、地味なリーディングも飽かず楽しむねこ。
 役者芝居が堅苦しいのはもひとつ、本公演のこなれ、構成と色づけのほどが楽しみねこ。

 アフタートーク 9:15-9:48PM(33) ほぼ居残り
 やついいちろう、宮沢章夫

 記憶を箇条書き。

 ・2人の出会い。やついさんは田舎にいた頃から宮沢のファン。本を買って、読んで
  いた。まさか出演できるとは思っていなかったので、声を掛けてもらえて嬉しい。
  シティボーイズのライブ(97年)の時、友達のノリで宮沢に声を掛けた。その後蒲田
  とか。宮沢さんの影響はとても受けているが、表にでていないとか。

 ・宮沢のターザンに掲載していた、こき下ろし劇評やTV批評の話。TVは否定して
  いたけど、今は面白くなったと宮沢さん。シティボーイズ時代、年上の役者達を
  黙らせる、自分のやりたいことをやるためにどうするかの作戦を考えていた。

 ・やついさんを呼んだのは、一緒にやると楽しいかなと思ったから。楽屋で良く喋る
 (共演する役者達がみな堅いので、ほぐそうとしているやついさんの気配り。
  今日の観客も堅いので、笑いを取りに行こうとしたこと。)
 ・宮沢さんの助言。言葉ではわからない、身体は稽古でよくみること。観世英夫の
  怒りの演技は見たほうがいい。
 ・ダメな人達が面白い。宮沢には興味がないのに弟子入りしてきた女性の話。
 (ダメで)面白くてしょうがないとか。

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