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 遊園地再生事業団ラボ#001 リーディング公演「バルコニーの情景」

 @赤坂 ドイツ文化センター・イベントホール(2010/2/13 2ステージ)
 http://www.goethe.de/INS/JP/tok/jaindex.htm
 前自由 前売・当日とも1500円

 作:ジョン・フォン・デュッフェル(論創社) 訳:平田英一朗 演出:上村聡
 監修:宮沢章夫 映像:今野裕一郎 宣伝美術:相馬称 制作:黄木多美子、笠木泉
 製作:遊園地再生事業団、ルアプル 協力:ドイツ文化センターほか
 出演(登場順):
 田中夢[遊園地再生事業団]:アレクサンドラ(ジモーネのパートナー)、ジャーナリスト
 加藤直美        :ジモーネ(政治家 パーティ主催)
 山本大介        :孤軍奮闘男、ラインハルトのパートナー
 上村聡[遊園地再生事業団]:アレクサンドラの影(ミスター・シェード 病理学者)
 今野裕一郎       :ウェイター(独り言を言う)
 町田水城[はえぎわ]   :ラインハルト(泣き言を言う)、リュディガー
 鈴木将一朗       :死んだ妻の声を聞く空耳男
 三科喜代        :ルート(リヒャルトのパートナー)
 岸建太朗        :リヒャルト(不動産屋)

 宮沢章夫(ト書き)

 2010/2/13(土)小雨 7:11-8:21PM(1'09)正面下手前列 客席超満員(170?人)
 客層:20-30才代中心、次いで中年層。男女半々。単独客多め。
 客入れ:レストラン併設も、広いロビーに椅子一切なし。サービスで100円コーヒー。
 整理券配布。開場時で20人ほど。体育館な広い会場、三方コの字客席、2列と3列。
 壁際に立見40人ほど、半数を空席へ誘導。立見が見易いのか、居残る人結構。
 折り込みチラシ少々。パンフ A5 3ページ。挨拶、配役、作品作家紹介、予定。
 次回公演。本公演 10/15-24「ジャパニーズ・スリーピング(仮)」@座・高円寺1。
 5/30-6/1 リーディング公演あり。物販なし。

 同カンパニー番外公演 戯曲を読むシリーズ。常連メンバー・上村聡演出にて。
 舞台。体育館な会場。中程に避暑地の白テーブルと椅子。正面一段上がったステージ
 の手前に横並び椅子。

 お話。セレブとか集う社交パーティ。レズ政治家、弱気と強気のビジネスマン、
 破綻してるカップル、死んだ妻と会話夫、コメントするウェイターとかの、ここだけ
 ポロリの胸の内会話とありさまを描く。

 豪華衣裳と演技交換の超リーディング。遠慮がちな演出には悶悶ねこ。孤独な人々の
 切実なモノローグしてる会話と思いきや、突拍子ないキャラとバカらしい戯れ言が
 混合。珍妙な本なり。セレブなパーティドレス等、簡素さが身上のリーディングとは
 思えず。真顔演技でして、バカらしい会話の面白さをわかりやすくし。不動産カップ
 ルが床でとっくみあい、その傍らで政治家インタビューとか重ねて面白くし。
 など色々するけど、基調はやっぱりリーディング。破るなら破るで、もっとやりこん
 でほしかったねこ。


会場入口、広いロビーは殺風景。木の枝に文字が並び。

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