＠森下 森下スタジオ スタジオC(2011/8/14-15 2ステージ)
http://www.saison.or.jp/studio/
全自由(整理番号付）前売・当日とも 一般1500円 学生1000円
作・演出：宮沢章夫 楽曲提供：杉本佳一(FourColor/PilPla)
演出助手：山本健介 デザイン：相馬称 制作：金長隆子(遊園地再生事業団/ルアプル)
出演：
上村聡 ：カメラマン1、 記述者1
牛尾千聖 ：欠落の女
大場みなみ：女優2、記述者3、俳優2、ザジ、シャンプーの女
上村梓 ：忘却の灯台守、女優1、記述者2、俳優8
川口聡 ：男優4、俳優3、タイガー・リリー、記述者5
今野裕一郎：カメラマン2、男優5、俳優4
時田光洋 ：男優3、俳優5、沼野
橋本和加子：死者、女優3、記述者4、俳優7、マダム、修羅場の女
矢沢誠 ：カメラマン3、男優1、俳優6、神山、進行役
永井秀樹 ：ドキュメンタリー作家、男優2、俳優1、平野
2011/8/15(月)猛暑 7:06-8:34PM(1'28)正面中央 客席満員(120人)
客層：20-30歳代中心、中年層ぽちぽち。男性過半数。
客入れ：整理番号順呼び出し。スタジオの中央を3方囲み。正面3列、若干数のサイド
2列。折り込みチラシ少々.パンフA5 3ページ。物販なし。カーテンコール1回。
本公演にむけたWORK IN PROGRESS・リーディング公演。
舞台。中央に演技スペース、役者は袖に待機。シーン名をスクリーンに投影。
お話。1986年夏、四谷三丁目のとあるビル屋上でのパーティ。忘却の灯台守に無く
した物の埋め合わせを頼む欠落した女。その映像作品をつくる2011年のカメラマン達
と俳優。過去現代とも関わるノンフィクション作家は惑い、南を目ざして旅に出る。
満たされながら埋まらない、出来事の距離感によらず現実感がない、さまざまな
欠落感を抱えた人々の群像劇。バブル前夜と経済不況のあげとさげ期、チェルノ
ブイリと福島第一原発事故を借景に潜めてメタ、重層する視点で描く。その生活と世界の
歪みはさりげない日常会話から非日常な問答まで多彩、しばしばスチャラカに変調
して面白し。いつもながら、役者さん(お客も）生真面目、過ぎ。本公演での膨らみ
とほぐれを期待ねこ。
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