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 よしもとクリエイティブ・エージェンシー「時代に流されろ!」

 @下北沢 本多劇場(2015/03/27-29 5ステージ)
 http://www.honda-geki.com/honda.html
 全指定 前売6000円 当日6500円

 作・演出:マンボウやしろ
 主催:(株)よしもとクリエイティブ・エージェンシー
 出演:
 伊勢大貴 :風間(ドキュメント番組のディレクター)
 高橋明日香:久美(風間の婚約者)
 河合龍之介:学(小説家、久美の兄)

 小林顕作[宇宙?コード]:青川(脳科学者)
 梨木智香[月刊根本宗子]:脳科学者の妻

 永野宗典[ヨーロッパ企画]:陰山(バイト君)
 押見泰憲:城島(ヤクザ)、制作会社
 福田転球[犬の心]:木島(ピザ配達人)

 2015/03/28(土)晴 2:04ー4:00PM(1'52)最前方下手 客席8割(300人)
 客層:ほとんど20才台女子。
 客入れ:折込チラシそれなり。パンフなし。物販。パンフ A4 1500円。
 カーテンコール2回4分。役者紹介と主人公役伊勢君から二度の挨拶。

 2014年5月(やしろ劇団@神保町花月)にて初演。お笑い芸人から役者中心へキャス
 ティングを替え、内容も書き加えての再演とか。
 舞台。白の一面凸凹と連なった9つのドア。上手に平台。
 お話。とあるTVディレクターが未着取材した科学者夫婦が不老不死研究に成功。
 倫理に反すると嫌悪感を抱くが、折しも恋人を喪っており、その価値観が揺らいで
 いく。

 不死→尊厳なシニカルで逆説的な発想とみてたけど、過去から観たマジな未来予測で
 驚きみるねこ。急激な科学の進歩に巻き込まれ、抗う人達の悲喜劇。極端な展開も
 価値観がいやおうなく変えられてしまう現代を冷徹に描いてて、マンボウやしろ
 やるなと見直すねこ。突然キャラギャグでおとすとか、笑いをまぶすことを忘れず。
 役者達の個性と合わせて、シビアな内容も愛着をもってみることができ。
 冒頭、永野さんはいちいち変な動きつきのリアクションで笑い呼び。

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