＠池袋 東京芸術劇場シアターウエスト(2015/5/29-6/7 13ステージ)
http://www.geigeki.jp/
全自由 前売3500円 当日4000円 早期観劇割引3000円 高校生1000円
作・演出：山内ケンジ 舞台監督：森下紀彦、神永結花 照明：佐藤啓
音響：藤平美保子 舞台美術：杉山至 衣裳：加藤和恵、平野里子
宣伝美術：螢光TOKYO＋DESIGN BOY イラスト：コーロキキョーコ
撮影：手代木梓、ムーチョ村松（トーキョースタイル）
制作：平野里子、渡邉美保（E-Pin企画）
制作プロデューサー：城島和加乃（E-Pin企画） 製作：城山羊の会
出演：
吉田彩乃：添島ユリ子(妹)
遠藤雄弥：添島照男(兄)
岡部たかし：岡崎(大家)
岩谷健司：丸山真男
東加奈子：キヨミ
松井周[サンプル]：森元隆樹(タカちゃん）
石橋けい：森元ミドリ
2015/06/05(金)晴 7:33-9:14PM(1'40)正面中段中央 客席満席(220人)
客層：大人より客席、男性過半数。
客入れ：三方囲み、正面EX、F-M8列。サイド3列。折り込みチラシ厚め。
パンフ A5 3ページ。次回公演。12/4-13＠三鷹市芸術文化センター。
台本500円 3冊購入すると1000円。カーテンコール1回。
舞台。久々の芸術劇場公演。張り出し舞台に広く未開発な荒地。花咲くも雑草と
ゴミ点々。中央斜に掘っ建て小屋。三畳にちゃぶ台のみ。後方に上方通路のコンク
リート壁。
お話。打ち捨てられた地域に貧乏兄妹がわび住まい。大家が溜まった家賃を取り立て
に来るが、兄は仕事を首になったばかりで当てもない。どうも妹は援助されている
ようだが、兄の前ではしらを切る。問いつめると嘘？はエスカレーション。
食い下がる大家も、実は行き詰まっていて。
面白いけど死にたくなる（しないけど）、山内ケンジの「どん底」日本版。富裕層と
巻き込まれる庶民の堕落を描いてきたけど、今回はスラム化して趣違え。チラシ文に
新宿＠震災直後とあるけど、都落感強し。慎みを無くした殺伐世界、あり得ないよう
な陰惨な展開をして驚き。ドライアップして臭みをとり、巧みな会話展開で悲しい
ほどの滑稽さに転換。楽しませてくれるけど、うーみ。次回はどうなるのかしらん。
入退場時にバーバーのアダージョ♪流れ。舞台の外、現実にはまだ慎みはあるという
かしらん。
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