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 城山羊の会「水仙の花 narcissus」

 @三鷹 三鷹市芸術文化センター 星のホール(2015/12/4-13 13ステージ)
 http://mitaka.jpn.org/geibun/
 全席自由(整理番号付)一般 前売3200円 当日3500円
 高校生以下1000円(前売・当日とも) 早期観劇割引・平日マチネ割引
 一般 前売2700円 当日3000円 高校生以下1000円(前売・当日とも)

 作・演出:山内ケンジ 舞台監督:神永結花、森下紀彦 照明:佐藤啓、溝口由利子
 音響:藤平美保子 舞台美術:杉山至 衣裳:加藤和恵、平野里子
 演出助手:岡部たかし  宣伝美術:螢光TOKYO+DESIGN BOY イラスト:コーロキキョーコ
 写真:伊藤之一 撮影:手代木梓、ムーチョ村松(トーキョースタイル)
 制作:平野里子、渡邉美保 制作:プロデューサー:城島和加乃(E-Pin企画)
 製作:城山羊の会 主催:公益財団法人三鷹市芸術文化振興財団
 出演:
 吹越満:イズミタカシ
 松本まりか:映子、仙子(のりこ)
 安藤輪子:百子(娘)
 岩谷健司:叔父(丸山)
 島田桃依: 叔母(キヨミ)
 重岡漠:中村ヒロ
 金子岳憲:舟木
 岡部たかし:高崎馬

 2015/12/10(木)曇 7:39-9:49PM(2'10)中央中段 客席満員(160人)
 客層:20ー30才代とおじさん、女性過半数。
 客入れ:ハの字3ブロック。桟敷1列、雛壇に椅子6列。空席誘導随時。サイド席だと
 前後の通路内が見えないと思うねこ。折り込みチラシ厚め。パンフ A5 3ページ。
 物販。台本500円 過去公演DVD。カーテンコール1回。

 珍しく石橋さん不在、代わり松本まりか、吹越満のくせ者が出演。
 舞台。デザインはいったセレブ住宅。コンクリート打ちっ放しの壁前にロココな
 ソファとテーブル、スタンド。フローリングの左右に高低差ある開口。
 上手からキッチンと母屋。下手からエントランス設定。廊下奥に鮮やかなブルーの
 カーテン。同色の布地が天井にかけ渡され。

 お話。後に亡き妻に似たと人が言う、行き倒れ女性に男は魅せられてしまう。
 大好きなパパを奪われたようで娘は堪らない。

 パンツ臭そうな男女とその香りに惹かれていく人たちの背徳エロドラマ。
 陰で重大事、表はクール顔の悪漢(きょうじん)ぞろい。いつ殺されてもおかしく
 ない世界、嫌らしい後味の悪さ(演劇好きには良さ)が溜まらないですねこ。
 松本まりな嬢。女の嫌らしさと魔力な魅力を120%発揮。あそこから香しい香りで
 男を引き寄せるですか、さもあり。三角関係攻防ではかわいい顔で鬼と化し。
 フィギュアにして飾っておきたいですねこ。

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