＠京都 THEATRE E9 KYOTO（2023/03/24-27 5ステージ)
全自由 一般 前売3000円 当日3500円 高校生以下 1000円(前売・当日共)
作・演出：キタモトマサヤ 舞台監督：沢渡健太郎（劇団第一主義）
照明：大沢安彦（RYU） 音響：大西博樹 舞台美術：佐野泰広(CQ)
音楽：デイヴ・シンクレア 宣伝美術：古閑剛 制作：岡本司＋児山愛（A≠T）
制作協力：齋藤秀雄(ISSO inc.) 提携：HEATRE E9 KYOTO
助成：芸術文化振興基金 主催・企画製作：遊劇体 芸術文化センター制作支援事業
出演：
村尾オサム：タカシ(その家の主。元建築士）
中田達幸 ：サトル（タカシの友人。同級生。農家）
坂本正巳 ：コウジ（タカシの友人。宮司）
大熊ねこ ：トヨコ（タカシの同級生）
久保田智美：チエコ（タカシの妹）
2023/03/25(土）曇 2:00-3:23PM(1`22)最前方 客席満席（80人）
客層:ベテラン多めの2世代、女性過半数。
客入れ:感染対策。検温、手指消毒。チケット替わりに整理券配布。開場時15人程。
通常客席、空席誘導随時あり。当日パンフ A5 3ページ。カーテンコール2回。
外の鴨川堤防の桜は満開。久々にみる遊劇体。
舞台。中央に低めの椅子1の島舞台。下段四隅は回廊。椅子下には円台、ラグ。
お話。引退した元建築士の夢うつつ。老いていく自身、町では独居と空き家が増え
続ける。息子は帰ってこず、妹が気にかけて訪れるだけ。失い続けてきた男にやって
きた「走馬灯」を描く。
もの寂しいありさまを郷愁と賑やかしを混交、周囲の人生、秘密とも味わい深く
描き。世界の小事でも人生の大事と慈しみある視点、サヨナラだけが人生さと肩から
力が抜けた姿勢が好ましく。個性ある役者の闊達な演技。場に即した、空間を含めて
の演出、能舞台を想い起こさせるすゞやかな幻想味が素敵。
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