大川興業「ひらけ ごま」
＠下北沢・スズナリ
作・演出：大川 豊
1994/3/4(土)2:00-4:00pm 雨 満員
きれいに切なめまとめ。粗削り＋パワー爆なくて、も一つねこ。そいえば、今回
チョコボール星人、ウィーン伝導こけし合唱団なし。古キャラ懐かしむ訳じゃない
けど、ちと寂しい。新キャラあるけどさ。
お話。漫才、男同士コンビ。相方に報われぬ恋１７年の男。の心の開放と悲しい
終わりの物語。サイコセラピーの場など、大川総裁の目は、ますます人の内の暗
い部分に向いているよう。それも社会の裏返し、じゃあたりまえでつまらない。
主人公（ホモ）江頭2:50の暗く疲れた顔と、申し訳なさそな笑いが、○。
今日のねた（いつもよかストーリーあり。オムニバスなのはかわらず）
１電車でチカン：チカンしたでしょと責める岩石女。待ってましたの江頭仲裁おやじ
彼、人面人（顔の中に顔が書いてある）。わらわら家族も。あぁ、宴会芸だなあ。
２タイトルビデオ：人面人の写真が気持ちわりい。
３オーディション：売れないお笑い番組のｵｰﾃﾞｨｼｮﾝ。風船加工芸人。筋肉ブラザーズ。
土壺だじゃれコント。終わった芸人コーナーに出なといわれ。良かったのは、江頭
の暗い表情だけか。
４自己啓発セミナー：暗いといわれた江頭は、セミナーで「積極的」な人間になろう
とするが、なんかいじめられパターン。積極的って言葉がしつこくて、寝る。
５サイコセラピー：暗いといわれた江頭は、治療にいらいら。口論の内に自分がホモ
であること、エイズのことを告白する。大川総裁セラピストに冷徹さと暖かみ。
６ライブ：余命いくばくもない、暗いといわれた江頭の漫才コンビ、大人気。逆手に
にとった、余命カウントダウンライブのため。江頭すっぱだかで、あそこにレンズ
をつけ１／２００人限定お笑いショー。あれを後ろに挟んでいるのがなさけない。
７ビデオ：新キャラ・首長ひょろマネキン顔星人。街頭でビデオ。顔がぺろで恐い。
８地底人、レイプ：地面を布にして、うごめき、ホモレイプ。ひねりがほしい。
９愛を語る会：男二人の愛のもつれショー。劇団やじが、山の手事情社みたいやじり
倒す。やじの中身があんまおもしろくない。けど、またやってほしい
10Ｘ−ＤＡＹ：漫才コンビ、余命最後の日ライブ。江頭が切ない。て、誉めすぎだ。
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