Ｈ・アール・カオス「ロミオとジュリエット」
＠新大久保・パナソニックグローブ座 (1997/3/27-30 4ステージ)
指定4500自由3500(当日+500）
構成・演出・振付：大島早紀子 出演：白河直子
1997/3/29(土)曇り 3:10ｰ4:30PM 2F中央より 客席７？割（500人）
客層：女性多。時々おしゃれ。過ぎないの○。ひげ面男が多そうは気のせいか。
客入れ：通し券の人は3F自由席らしい。差額引替で1,2F振り替えすりゃいいのに。
初演見過ごし残念×だった作品、再演。海外公演したんだ。あちらの評判や如何
舞台。舞台脇、上方バルコニーにＴＶモニタ。水面が揺らいでる画像。
お話。今夜もゲーム。なりきりキャラ。セーラームーン。湾岸フェラーリなじゃ
じゃ馬娘。なんてね。とっておきは、ロミジュリ。私がロミオでジュリエットで。
もうどっぷり、ひたっちゃう。うきうきジュリエット。えーロミオ追放！？。
あー違うよ、死んじゃだめなのに。ドラッグしちゃってる絶望ロミオか。可哀想。
うん、何？。エラーって、えっ、ウｨルス!?。システムダウン!。死んじゃう２人
の「私」。なんか、ホントのことより、リアルに悲しいよ。
・・って、白河・月野うさぎ？の残像故、アニパロなこと書いてしまうねこ。
メインはピュアなソロダンスなロミジュリです。
白河さんのダンス、久々観られて、ただ嬉しい。ナイフみたい切れる体、静止した
瞬間の揺るぎ無さ。でいてしなやか。ほれぼれ、幸せねこ。毎回見に行く人に
共感。印象残ったとこ。悲嘆から打ち震えるロミオの壮絶。飛翔での危うい存在
感。一方、14才な女の子の喜び、そのやわらかな動き。いろいろみせてくれて◎
演出の多様さも○。まず、バルコニーからの意表をついた登場。意表といえば真
っ赤なセクシー・スポーツカーとの絡みもそう。長いドレスでの微妙な浮遊感を
もった天国行き。なにかしら語ってるような、影を背負った照明。古典と現代な
音楽、流麗と鮮烈さの相乗効果。全体、やっちゃってくれてるのが爽快。
アニメキャラには、うーん。なんかただ浮いてて、惜しいと思うねこ。
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