R.U.P. プロデュース 月影十番勝負 第参番 「河童」
＠新宿・シアタートップス
(1997/5/27-6/8 16ステージ) 全指定前売り当日3800
作：中島かずき 演出：ラサール石井
出演：高田聖子、三宅弘城（NYLON100℃）、川原和久、山本カナコ、新納敏正
1997/6/1(日)晴れ 2:00-4:00PM 後方階段席から 客席超満員(170人)
客層：20歳代、小劇場演劇・中心客層。野郎多めか。
客入れ：当日券。開演１時間前から。今回は10人ほどで楽。なれど満席なので
階段・座布団席。入場は開演5分前。夜の回は席の余裕ありと１Ｆに掲示あり。
劇団☆新感線の歌姫、物まね大王（笑）な高田聖子、普通な女の子サイド公演
シリーズ。年一回プロデュース、河童さ彷彿^^;な役者で見せる第三弾。
舞台。白い段々舞台、中央坂。周囲には輪切りにしたような白に緑混じりの柱。
お話。河童になっていく。サラリーマン（三宅）の語る話は現か幻か。それを聞く
周囲もまた？。
場と時間、妄想と現実がにょろにょろとあちこちへ。捕らえどころなさそうで、
実は丁寧に繋がってる。面白い。河童化を取り巻き、なんかありげな謎、
不可思議で最後まで引っ張る。だけど、中盤から集中力続かず。後半の長い挿話、
前半の思わせぶり展開の連続に疲れちゃったねこ。最初、相手への束縛愛が
逆に相手を失わせる話＝尻子玉モチーフか？とも思ったけど、違うみたい。
まるで尻子玉抜かれたように、へろへろねこ。
役者芝居で○。楽しい。ナイーブな高田と三宅といつもと違った味わいが嬉しい
どっちも好きだから、いろいろみたいもの。本筋に関係ない、細かいくすぐりが
沢山、おかしかったねこ。
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