ｉOJO!（オッホ!）「否 否 否」
＠新宿・THEATER/TOPS(1998/4/19-26 10ステージ)
前売り指定-2800 自由-2500（当日3000）
作・演出：黒川麻衣
出演：人見英伸、根上彩、横畠愛希子、富岡晃一郎、目白頼行
1998/4/25(土)小雨 7:35-8:45PM 前方より 客席ほぼ満員(130人)
客層：女性多。20才代中心。客入れ：当日券、前方指定席あり。
舞台。イベント会場のブース。支えの梁に壁だけ起立。中央にドールハウスを設え
た窪み。前方、カウンター。上手からは隣の読書ブースが見える設定。
お話。趣味、ホビーの見本市会場、ドールハウスの製作実演場。バイトの若いや若
くもないか女性、気が乗らない先生、調子はいいイベント会社社員、隣のブースの
男の子、訪ね来る友人知人、らのなんかすっきりしないけど、仕事だからな数日間
１人何役も同じ衣装でするんで、一瞬？の場面あり。
いままでで一番面白い。琴線にふれる小技の数々、一様でない様◎。シニカルで
クール、けど孤独やらで病んだ素直じゃない登場人物。眉ぴくなカンにさわる、身も
蓋もない会話の往来。突発する不自然な演技。含ませて（皮肉な笑いとか）の暗転
暗転中の大音量のこじゃれた音楽ら構成。背中越しに見える、変わらず寡黙な読書
する人の構図。例えば、自殺？と腕にナイフ当ててた男の子がイベントバンプーダ
ンスに巻き込まれて、一転開放されちゃう、醒めた意地悪。クールでいながら胡散
臭くて、いちいち楽しいねこ。役者も演出に応えた、メリハリ演技で○。
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