第10回 石原正一ショー「渚・カタヒラ」
＠大阪梅田 よしもとrise-1シアター(2002/8/15-18 5ステージ)
全自由(整理番号付) 前売2500円 当日2800円
作・演出：石原正一 舞台監督：久保克司 照明：柴田寛司
音響効果：児島塁 小道具：島田麗子 演出手伝：稲田真理
衣装：井元真利愛 宣伝美術・イラスト：たてかよこ
企画・製作：石原正一ショー 京都芸術センター制作支援事業
出演：役柄追って記載、つっても パロキャラだから推してしるべし。
西田政彦[遊気舎]：若松真人
千田訓子[リリパットアーミーⅡ]：鹿島みゆき
園本桂子：若松みゆき
信平エステベス[遊気舎]：浜田省吾、男
日詰千栄 ：由紀さおり
岡嶋秀昭[劇団衛星] ：誠
稲田真理[遊気舎] ：愛
菊丸[遊気舎] ：青葉春助
エル・ニンジャ ：エル・ニンジャ
小笠原将人[びっくり]：ハカセ
植田有紀[遊気舎] ：洋子
石原正一 ：スナックＺマスター
2002/8/15(木)晴 7:05-8:25PM(1'20) 前方より 客席７割(150人)
客層：20-30歳代中心、男性のが年齢層高め。男女半々。
客入れ：整理番号順入場。整列はお願いのみ、お客にお任せ。
折り込みパンフ。A5版 キャスト、スタッフ、予定掲載。次回公演。9,10,11月
３連続上演。物販。未確認。
舞台。まったく素舞台。この辺に○があってと劇中説明があったりして、笑い。
お話。若松真人は記憶が曖昧、二人のみゆきを夢でみる。なにかいってるようだが、
どういう関係だったか思い出せない。そんな若松に浜辺で出会った熱血男は、恋に
出会いたいなら来な、と誘い文句。気になって、スナックＺ。なんか商売気のない
海の家は７０年代グラフィティに妙なこだわり。ジュークボックスは横浜銀バエ
ばかりだし。客は、女性のなりで実は男という青葉春助やら、おかしな連中ばかり。
そんなところに鹿島みゆき。元恋人と若松真人を催眠、我が者としようとするところ
に、じゃま。兄を恋しく思っている義妹・若松みゆき。とっくみあいの喧嘩、鹿島は
若松みゆきを弾みで断崖絶壁から突き落としてしまう。これで真人ひとりじめと狂い
笑い。しかし、若松は奇跡的に無事、浜辺に岩場に倒れているところを、浜田省吾
に助けられる。兄を鹿島みゆきの魔手から救うため、若松みゆきは対決。パンティを
被らされて、我に返る兄・真人。青葉春助の恋人・男のなりだけど女のエル・ニン
ジャの助けで、鹿島みゆきはちゅどーんと爆発。恋の亡者と成りはてていたわ、と
鹿島みゆきは反省しごく（だったかな）。記憶が戻った若松真人、若松みゆきと
恋再びとよかったね。
らしく、熱くパロの志。過剰でお馬鹿で可笑しいねこ。「みゆき」メインに「かぼ
ちゃワイン」「愛と誠」とか。ヘアスタイルやしゃべり方、エピソードとか、妙な細部への
こだわりをみせて、パロ。でも、話は破天荒、何でもありのハチャメチャ。
粒ぞろいのハンサム役者達でする、無駄な豪華さがまた素敵。そんなばからしさが
ハラショーらしくて、好きねこ。
役者。西田政彦さん。こんな役でこまってる、けどしっかりやっているな、戸惑いに
愛嬌あり。岡嶋秀昭さん。バカ一直線な猪突猛進演技を真摯にして、笑い。
稲田真理さん。岡嶋さんに負けぬ、バカ一直線。ビキニで奮闘。千田訓子さん。
アニ声と、ドスを聞かせた関西弁で演じ分けて笑い。園本桂子さん。奇をてらわず
さらり。
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