ＲＵＰプロデュース 「月影十番勝負第七番 「愛の嵐」」
＠渋谷 青山円形劇場(2002/9/18-29 14ステージ)
http://www.aoyama.org/
全指定 前売り当日とも 4500円
＠大阪MIDシアター 10/4-6 4ステージ
作：河原雅彦[Highleg Jesus] 演出：池田成志
照明：宮野和夫 音響：山本能久 衣装：伊藤早苗 演出助手：菅野将機
美術・舞台監督：福澤諭志＋至福団 宣伝美術：松岡雅子
制作：岩間多佳子ほか
出演：
高田聖子[劇団☆新感線] ：藤壷朱美
佐藤アツヒロ：城直人
前田昌代 ：田所チエ
池田成志 ：城徳男
2002/9/22(日)小雨 7:05-9:14PM(2'10) 正面最前列より 客席満員(325人)
客層：20歳代女性９割、男子ぱらぱら。
客入れ：追加公演・当日券。30枚販売と1F受付に掲示あり。エレベータからみて左手
を正面(通常と90度違え）、中央円形舞台を馬蹄形客席で囲む配置。正面舞台を意識
した演出場面で、両端ブロックがちとみがたいかも。折り込みパンフ。A4 裏表1枚。
四つ折りにした理由不明。「縛る」をテーマに役者の回答掲載。ほか、配役、スタッフ
予定掲載。物販 公演関連はなし。
劇団★新感線のコメディアンヌ・高田聖子アナザーサイド その７。
舞台。畳道場。２４畳相当の円形座敷。乱れ格子が天井、吊りロープの端を舞台に
繋げて、仕掛け屋敷ぽく。手前に鉢植えと小フィギュアのオモチャ小庭。奥に籐
（ラタン）の小ダンス、リクライニング椅子。正面、段を上がって板張りの壁。
中央白幕、上手青幕でこれは秘密です。
お話。目覚めてみれば、緊縛。君（高田）の心と体は僕（アツヒロ）のもの。
状況がつかめないまま、聞いてみれば、とちくるった変態野郎？。やけに低姿勢なの
はなぜ？、お願いとは一体？。
隷属という名のボランティア。それって、究極の愛？。が照れ笑いとともに疾風
怒濤。異常な状況に、調子こいた台詞。河原さんらしい、面白い脚本におほほ笑い
ねこ。シリーズの趣旨を組んだ、ディープな内省をラストにおいて、ふーむ。
この辺はらしくない、河原アナザーサイドともとれ。演出は照れ隠しに男子大騒ぎ、
な成志らしい80〜90年代小劇場テイスト。いけいけゴーゴー（化石言葉）でござい
ます、もんもんでございます、な明るいエロ気分（ブリーフ、スリップ姿で眼前芝居、
なぜか上だけヅカコスプレなど、具体的にはねたばれなんで伏せ） たまには
こんなのもいいな、とか笑いつ思うねこ。
役者。高田聖子×佐藤アツヒロ。ガラ悪・常識VS居住まい正して非常識、な珍奇な
面白さ。前田昌代×池田成志。ガラ悪・小悪魔VS素直なけだもの、なお楽しみ。
［月間一覧］
|