＠渋谷 青山円形劇場(2005/12/1-26 27ステージ)
http://www.aoyama.org/
全指定(夜公演のみ・ワインサービス） 前売当日とも6800円
＠大阪ビジネスパーク円形ホール 12/29-31 4ステージ
演出：吉澤耕一 構成：白井晃 台本：高泉淳子 音楽監督：中西俊博
舞台美術：伊藤保恵 照明：高見和義 音響：福本荘一 振付：本多愛也
衣装：出川淳子 小道具：ちばあけみ 大道具：埋橋真理 演出助手：河合範子
舞台監督：安田美知子 プロデューサー：能租将夫 制作担当：大島尚子
宣伝美術：タカハシデザイン室 宣伝写真：北村光隆 主催： こどもの城
協賛： キリンビール株式会社、富士通株式会社 製作：こどもの城劇場事業本部
出演：
役者： 高泉淳子 白井晃 陰山泰 ＋パトリック・ヌジェ（visitor）
音楽家： 中西俊博（violin） クリス・シルバースタイン（bass）
竹中俊二（guitar） 林正樹（piano）
2005/12/11(日)晴 5:05-7:57PM(1'38/休10?/1'00)正面前方 客席超満員(340人)
客層：20-30歳代中心に中年層まで。カップルとお友達連れ多め、単独も結構。
客入れ：当日券詳細不明、追加は30席ほど？。上演開始7分間入場不可と掲示。
1ブロックをバンドスペースにして、ほぼ完全円形。まんべんなさ配慮も、ロビー
側を正面とした演出傾向。テーブル芝居＋コンサートだと難しいところはあり。
休憩時間におなじみのワインサービス、つまみ持参の猛者も相変わらず。女子トイ
レは青山通り側のもう一カ所（こっちの男子用を女子用にすればいいのに）とか、
他の階へいった方が早いと思うねこ。折り込みパンフ。B5 3ページ。いつもの
メニュー形式。 物販。終演後に中西さんのＣＤサイン会あり。 カーテンコール
1回3分 アンコール曲付き。
年末恒例、今年17年目でございますよ老舗企画。ON AIR中のハーゲンダッツ
CF曲とか、知る人ぞ知る著名音楽家・パトリック・ヌジェを招いての気さくな晩餐会。
会場、舞台。完全円形。客席の１ブロックをジャズバンドスペース。背景にはクリス
マス色、白とエンジの垂れ幕がストライプ。中央舞台への通路入口にも同様の幕。
床はシックなモノクロームの市松模様。テーブル３つにサーモンピンクのクロス。
頭上と客席周上には、葡萄の房みたいなランプ。小洒落れつ、過ぎず華やいで
楽しい美術。
構成。レストランの一日。訪れる男と女、親子、夫婦はちと思うところあったり、
ボーイさんもそれとなく気遣い。フランス人の男性客にはフランス料理店なのに、
通じず辟易。あんちょこ片手に、おもてなし。単品料理な小芝居、合間に音楽の
メニューにて。
世界がみんなフランスになればいいのに。朗らかにエスプリ、ぷりっと体型も愛嬌な
ゲスト・パトリックが加わって、一層楽しい今回。フランス独特のお洒落なミュゼッ
トジャズ、その薫りに情熱を加えたアコーディオン演奏とスムースな歌声。もう上等
のホットチョコレートを戴いたよに、ほっこりと上々気分ねこ。中西さんの暖色な
ヴァイオリンとの相性もよし。お馴染みキャラ達のおとぼけ、軽くシニカルな挿話も
マンネリこそよけれな馴染みの味わい。なんか思い出し笑いしちゃうねこ。
メニュー
・ごあいさつ
Le Cafe(中西俊博)
Poseidon(中西俊博)
開店前準備、ちょっと小技などみせつつ。
・食前酒
「開店 〜クリスマス・ピクルス・メモリー〜」
待ちわびつ、逃げられちゃったりの単身女性。カクテル談義にちょっとため息添え。
Jiggety Jig(中西俊博)
・メインディッシュ
「子牛の背肉のローストで親子円満」
典子さんが重大な話があるというので、しなくともいい思案をする高橋君。
They can't take that away from me
「恋と料理は言葉を越えておいしくなる」
フランス人男性と日本人女性の２人。彼のフランス語に彼女も、あてにしてきた
ボーイさんも？？。？？の内には女性の幸福な恋の思い違いも含まれていて。
La vie en rose
「いやよいやよも恋の内、ですか？。」「会いたいから巡り会うのですよ。」
Liber Tango ピアソラ、真っ赤な照明。
・ショータイム
Flambee Montalbanaise ペギー富岡、愛を謳う。お客は花束を贈る。
Laccordeoniste パトリックがアコーディオンで参加。
Come Together セルジオ登場、ラテンのジゴロ（妖怪？）は踊る。
Up on the House Top ジャクソン…３？。
Boum 高橋さんリードヴォーカル、後半パトリックも加わりスウィング。
La cigarette
・ワイン
「マダムとクリスマス」
高橋マダムとゲストパトリック、中西さんのトーク。チョッキ撮りしてプレ。日本語
が堪能そうにみえるパトリックだけれど、結構苦労？。仏語台詞の筈だった？。
Vie violence パトリック＋中西、ピアソラオマージュ。
風を感じて(中西俊博)
・デザート
「キャラメル・スィート・カフェ」
小学生高学年な娘と父親、実は離婚後別居中。反抗期の娘はちょっと気むずかしい、
でも具体的な夢があって、父親に聞いてもらいたいのだ。
Tea for Two
・コーヒー
「ラストダンス」
老夫婦。妻の過ぎた気遣いを気遣う夫。プレゼント交換、ダンス、ちょっとしゃち
ほこばり。閉店後、夫婦が座ったテーブルでのボーイの心遣い。
Last Waltz(中西俊博)
・食後酒
「閉店 〜クリスマスナイトはキャロルで乾杯〜」
最初の単独女性。閉店後のレストランでボーイ達と乾杯。来年いいことがあるかも。
どんなことがあっても、笑って乾杯しましょう。
たいせつなもの(中西俊博)
ぐるっと巡りながら、歌い。アンコールはハンドベル演奏にて。
Cine qui chante
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