＠下北沢 ザ・スズナリ(2006/2/21-26 8ステージ)
http://www.honda-geki.com/suzunari.html
全指定 前売3800円 当日4000円
作：O.N.＋細川徹[男子はだまってなさいよ！] 演出：細川徹
照明：佐藤 啓 音響：島猛[ステージオフィス] 衣裳：山本有子[ミシンロックス]
舞台監督：山松由美子 演出部：橋本加奈子[SING-KEN-KEN]、金子晴美
演出助手：岩田ともゆき 宣伝意匠：安斎 肇＋堀図案室 宣伝写真：三浦憲治
制作：有限会社ゴーチ・ブラザーズ
出演：
大堀こういち(Ｏ）、温水洋一（Ｎ）
2006/2/26(日)雨 2:06-3:46PM(1'38) 前方より 客席ほぼ満員（140人）
客層：20-30歳代中心、女性過半数。お友達連れ多し。
客入れ：当日券たぶんあり。傘預かりあり。座布団付きベンチ2列、雛壇に椅子9列
前後やや狭め。 折り込みチラシそれなり。折り込みパンフ B5 2ページ。
スタッフ、出演者予定。温水さんは映画出演目白押し。 物販。男子は…DVD。
カーテンコール2分1回。
怪優2人のユニット、ゆる馬鹿コント得意の細川徹とのタッグ。前回から1年、
結成から6年ぶり、公演3回目の「ベスト」。早いというか、遅いというか。
舞台。野球場のスコアボード模式な装置。窓枠型が点在、上部に表示部？か黒帯が
ある深緑のパネル壁。三方に入口ドア。壁越しに青空がのぞき。両袖手前に丸い印が
並んだ柱。
構成。旧ネタ3を含む、全9本のシュールコント。肩にペットボトル投手との試合。
不思議ハウスとお店。ファミレスで金○日と相席。鼻毛たちの群像。ＯＬバトルなど。
へんてこ顔を見てるだけで愉快なコント？芝居？集。へんてこ顔エバーグリーン。
だもんで新旧とかベストとか、ねたを問わず。とわいえ、大の大人が馬鹿する楽しさ
溢れる作品ぞろい。端からオカシイのに、調子に乗ってエスカレーション。馬鹿爆発
祭り、またしょぼくれ後日な味わいとも○。愛情感じるねこ。
構成覚え書き
１野球対決。バッター大堀、投手・温水の肩にある「水を入れた栓なしのペット
ボトル」が気になってしょうがない。投手は自分が誰で今なにをしようとしている
のか、突然の記憶喪失でパニック状態で。
２ 寒風。完璧防寒の温水、なぜかパンツ一緒・唇は紫の大堀。すぐそこの温泉と
聞いた、大堀の気の早さが成した図と知られ。温水の様子が変。獣の臭いがすると
嗅ぎ周り、大堀の窮地など知らぬげ、旅館に帰るそぶりもなし。小屋を発見するけど
、正体不明の白い手がみえたりで×。それを気にもしない温水にさらにびっくりの
大堀。おっかなびっくり入ると地下に温泉、でも入ると水風呂でした。底に沈んで
しまった温水を待つ大堀。これはなんだなにかの罰かあ。
３ ファミレス。ジャージ姿の温水。テーブル対面に、パーマ頭で黒縁眼鏡、むっちり
唇の作業服男が。なんで俺は、金○日と相席なんだよお。ファミレスになんだいる
んだ。動転のあまり、相手のオーダーを間違えて食べちったことに始まり、恐怖の
連続。強制労働は勘弁してください。気を使う気を使う。観光、もてなし、同居の末
いつのまにか主夫に収まった金○日だったが。
４（旧ねた）サラリーマン大堀、空腹。手書きの張り紙でウォーキングスルー。
ファーストフード、でもウォーキング！？、まあいいやと。店員温水の声は聞こえど
姿はみえず。壁上の小窓から顔だけのぞかせて、いらっしゃいませ、前に歩いて
ください。メニューも手書き。フィレオフィッシュを注文すると、あと一個しか
ないんですと、悲しい顔で売ってくれない。なんで？。
５（旧ねた？）学校面接。先生、母親、子供 一人二役でくるくる早変わり。なんか
人が増えたりして。
６部長・温水に小言をいわれる部下・大堀。部長の鼻毛が気にあってしょうがない。
チャンス到来と抜いたら、部長の鼻の中。そこは異次元ワールド。哲学する鼻毛、
かわいい鼻毛等々。
７(旧ねた）些細なことから始まったＯＬ二人のバトル、復讐の連鎖。しょぼいけど
、執拗。
８凶暴な微生物・温水に寄生された大堀。荒れ狂う微生物。でも、仕事を代わって
やってくれたり、意外にかわいいとこあったりと、品行方正な荒くれ者。
８ヴァイオリンを売って、妻のもみあげ用の櫛買った夫。もみあげを売って、夫の
ヴァイオリンの弦を買った妻。へんてこ賢者の贈り物パロ。
９野球対決。感謝の印に、願い事が叶うという衣笠のサインボールをあげたり。
なぜか９つもあるし。
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