＠下北沢 ザ・スズナリ(2007/9/5-11 9ステージ)
http://www.honda-geki.com/suzunari.html
指定 前売4200円 当日4500円 自由前売3800円当日4100円
＠大阪 シアター・ドラマシティ 9/12 1ステージ
作：細川徹＋O.N. 演出：細川徹[男子はだまってなさいよ！]
アイディア提供：大竹まこと、五月女ケイ子、シンコ（スチャダラパー）、三木聡
舞台監督：武藤晃司（ＳＩＮＧ ＫＥＮ ＫＥＮ） 照明：佐藤啓
音響：島猛（ステージオフィス） 衣裳：ミシンロックス
宣伝意匠：安斎 肇＋堀図案室 写真：filamk 制作：佐々木康志、皆川小百合
協力：エイベックス・マーケティング 企画：O.N.アベックホームラン＋伊藤達哉
主催：ゴーチ・ブラザーズ 後援：TBSラジオ
出演：
大堀こういち、温水洋一、細川徹
2007/9/9（日）晴 7:03-8:37PM（1'30）中段中央 客席ほぼ満員（130人）
客層：20-30歳代中心に幅広く、中年層も結構。女性過半数。
客入れ：自由席ベンチ3列、ひな壇に指定椅子席10列。中央に通路をもうけてアク
セス配慮。折り込みチラシそれなり。パンフ A5 3ページ 鉛筆付き。スタッフ、
予定。物販。関連ＤＶＤ。 カーテンコール1回3分。平日昼が空いているので
お願い、大阪が800人規模劇場なのでこちらもＰＲお願い。たしかに、セットと演出
がどうなるのか、観てみたところではあり。
90年代小劇場演劇界を代表する、変な顔の2人のもはや定例コント演劇ライブ。
舞台。黄色の一面、ハの字の壁が2重。赤い線が間隔をおいて上下に走り。中央奥に
巨大な、下手１上手２の小さな丸い切り欠き。
構成。シュールな、パロディで遊ぶな、オムニバスコント。
1 壁から首を出した2人。時々シェフがデザートをスプーンで食べさせに。温水は
腹が減ってるけど食べるの拒否、おかげで残りを大堀が食べることに、拒絶しても
（成り行きで）食べさせられることになって、ぷんぷん。
2 温水、お見合い。相手はどうみてもおっさん（大堀）、しかも肩からボルトが。
額を3回押すと凄いことが起こるといわれ、結婚後も踏み切れなかったが。
3 田舎で10泊、アポなし旅行ルポ番組に温水。車のトランク、工具箱とあり得ない
場所に寝泊まり、おきまりに家主と別れがたい感動体験。ディレクターは非常にも
宿替えを強要。
4 息子（大堀）の願いは大好きなものをタイムカプセルにいれること。で、父親
（温水）を選び。ホントはいやだけど、一番好きだから。って泣かせる話だけど、
まじだから困ってしまう父親。
5 高熱で寝込む後輩（温水）を見舞う、全身70年代フォーク歌手の先輩（大堀）。
面倒見がいいが何かとスター気取りに演技っぽい。後輩はといえば全身発光し
始めて。
6 2人のせつこさん。譲り合ったり、仲良しなの、か？。
7 温水の記憶にダイブ、謎のホール探し。そこでみたものは、巨神兵？。
8 二人のリーマン。壁の穴に詰まった小鳥を助けて逃がす。小鳥（冒頭の餌付け
される2人に関連）は二人をじっとみていて。
訳がわからない強面キャラと、翻弄される情けなキャラのおかしみ。二人の表情と
ムードに、まずごちそうさま。中学生妄想なシュールでくだらないねたが説明もなし
に連綿。キツネにつままれた思いを抱きつ、全編クスクス笑い。無関係にみえた個々
が、実は穴の表裏、心の内外、自分と他人が入れ替わりとループ。ふふーん。
[月間一覧］