＠三軒茶屋 世田谷パブリックシアター（2007/5/24-27 4ステージ）
http://setagaya-pt.jp/
前売当日とも S席(指定席)5000円 A席(指定席)4000円 B席(指定席)3000円
3階席(自由席) 3000円 SePT倶楽部会員S席(指定席)4500円 (前売のみ)
世田谷区民割引 S席(指定席)4800円 (クリックチケットセンターにて前売のみ)
ユース割引(指定席) 3000円（二十歳未満または学生、インターネット経由のみ）
構成・演出・振付：大島早紀子 振付：白河直子
照明：足立恒 舞台監督：北條孝 音響：友部秋一 衣装：朝月真次郎
空間美術：Ｈ・アール・カオス 宣伝写真：野波浩 宣伝デザイン：小田善久
制作：柏雅弘
主催・企画制作：Ｈ・アール・カオス、有限会社東京アートファクトリー
提携：世田谷パブリックシアター 協賛：キリンビール株式会社
平成19年度文化庁芸術文化創造活動重点支援事業
出演：
白河直子、新上裕也、群青、木戸紫乃、小林史佳、斉木香里、長内裕美、横山博子
2007/5/26(土)晴 6:07-7:22PM（1'10）1F中段下手 客席満員(650人)
客層：20-30歳代女性最多、大人よりの老若男女。女性7，8割。
客入れ：補助椅子30，40？。最前方もあり。折り込みチラシそれなり。折り込み
パンフB5 2ページ。顔写真がありがたい。 物販。Ｔシャツ、イメージフォトほか。
カーテンコール5回4分。
国内単独公演は2005年ぶり。久々にみるねこ。
舞台。床に△型の大プレート。縁の置き石が相似形で外にひろがり。後方に網の目の
ような巨大壁。空間を串のように棒材が走り、前方も牢獄のように縦横にかかり。
構成。捕らわれ抑制された女と、時に相対する分身とそれぞれのコロス。男と出会い
恐れを抱きながら解き放たれるも、すべては夢。かな。白石＋分身？・新上裕也、
白河＋恋人？・群青のデュオとソロは入れ替わり立ち替わり。心境拡大な宙づり
回転、床ユニゾンコロスとともに描く男女の物語。かな。
硬質な耽美美術に、人肌を感じさせるエモーショナルなダンス。いままでなく、情交
を感じさせる舞台に、力こぶな圧倒感もじんわりするねこ。 監獄、針のむしろな
鋭角な美術に、しなやかなダンサーの動きが映え。研ぎ澄まされた白河ダンスに比し
て、男の色気ムーディな新上がええ案配の取り合わせ。ストリートダンスの群青の
異物感に男女差異、恋愛の予感。3人の出会いと別れな展開は、いろいろと物語を
想像させ、楽しく見れたねこ。宙づりやらアクロバティックなコロスはいつもながら
ダイナミックで圧巻。
主な構成覚書
・スポットが床の白河へ。溶明しながら「檻」と△の床。ハエニエのように中空でピン
留めされたドレス女性３が浮かび。腕をクの字ら全身屈曲した動き、歩行、
床ダンス。
・黒衣の新上登場。やはり屈曲ポーズをいれながら、白河とデュオ。リフトらコンタク
ト。激しく、上半身を麻痺、ハヤニエの女性達にも伝染。新上は白河のアプローチを
受け入れたり、止めたり。新上ソロ、背景が明るく。
・再びデュオ、床ダンスでユニゾン。黄昏れる照明。横臥し、折り重なる。
・白河のソロ、前方の網が上がり。群青登場しデュオ。
・白河は去り、群青と3人の黒ランジェリーコロス。クローン達と混じり合う。
・地鳴り。群青ストリートダンスソロ。コロスは伏して動かず。ソロ激しさを増して
静止、コロス5人が背景にたち、照明明るく。群青とコロス、倒れ支えるコンタクト。
・群青と新上デュオ、椅子に群青、愛撫されるよに。ドレスの白河、椅子に替わり
すわり。白ドレスのコロス4人が行き過ぎて、下手前方で倒れる。
・新上、入れ替わりソロ。ここで上空のドレスコロスが大回転だったか。
・コロスがさり、白河、新上、群青3人。立ち上げるワイヤにもたれ、まるでハヤニエ
な新上。白河ソロ。コロスともにはいずる。下手に椅子、群青座り、コロス群がり、
山となる。
・白河と群青、新上とコロス１ デュオ2組。白河と新上が残り、絡まるように。
・バー四つを白河クローンなコロス達が持ち込み。袖からセンターステージでハの字と
して配置を変えながら絡み。
・白石ソロ。伏す。金網が上がり、白河前方でたたずむ。
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