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 O.N.アベックホームラン 5「1000」

 @下北沢 ザ・スズナリ(2009/10/27-11/1 8ステージ)
 http://www.honda-geki.com/suzunari.html
 全指定 前売4000円 当日4500円

 作・構成・演出:細川 徹[男子はだまってなさいよ!]
 作・出演:大堀こういち 温水洋一
 舞台監督:橋本加奈子 照明:佐藤啓 音響:島猛(ステージオフィス)
 衣裳:山本有子(ミシンロックス) 宣伝美術:加藤和博 制作:牛山晃一
 製作:O.N.アベックホームラン
 出演:
 大堀こういち、温水洋一

 2009/11/1(日)晴 1:05-3:48PM(1'40)中段中央 客席9割(140?人)
 客層:20-30才代中心、女性過半数。
 客入れ:ベンチ3、ひな壇に椅子10列。中央通路がないので入り辛し。
 折り込みチラシそれなり、パンフ A4 1枚。物販。前回公演DVD、大堀さんバンドCD

 この世に二つと無く、同じ劇団に2人はくどい、面白い顔と様子の2人芝居。今回は
 細川さんがでしゃべることなく、2人切りできりきり舞い。

 舞台。正面、黄色のドア、上に4桁電光表示。左右の棚にミネラルウォーターや
 小間物。箱形の椅子、テーブル。下手壁に気になる手形。

 構成。目が醒めれば監禁部屋。謎の電光掲示、お話をするたび1カウントづつ減。
 0になったら外へ出られるかも。かくして、頑張って互いに物語り始めるのだった。

 面白さに拍車が掛かった今回。口が減らない下らないネタ連綿、これに監禁と
 カウントダウンの悪戯趣向を加味し拍車を掛ける。七転八倒する面白顔芸が愉快千万
 、悪態つく表情さえ面白い。お約束の女通しのいがみあいが時空を超える愛憎ネタ
 (10)は今回アイドル編。キモ可愛いとはかくや。70年ラーメン屋(2)の温水さん
 が怪しく、次いでの小野田さん(3)の真面目バカぶりが○。 次回は不明とのこと
 だがもったいなし、2,3年毎の上演希望ねこ。

 ネタ覚書
 1 1000って何?、監禁状態にパニック。でも仲良くしてくださいね。なんか話すと
  カウントが減ることも気付き。さてはでられるのでは。
 2 70年に1度開店する幻ラーメンを食べにいくRPG。山手線がすれ違いざまの狭間
  に飛び込んで第1関門突破。お○ぎとピ○コを投げ合う等、くだらない数々の試練
  、仲間の犠牲をクリアして、ラーメン屋到着。最後の試練はお喋り禁止。ところが
  マント怪人な店主はおかしな挑発ばかり。ここはラーメン屋か?。
 3小野田さんの話 失業しハローワーク。やる気に負けた人情家の職員が斡旋したの
  は、超専門職ばかり。パイロット、心臓外科医…。資格はないけどやる気はあります。
 
 4壁に顔に見える染み(温水)ができた。これが喋るからパニック。その顔男と住人
 達とのあれこれ。
 5敵に包囲され絶体絶命の特殊部隊。その生き残り、うなぎしょんべん男(大堀)に
 助けを求めるが、しょんべん以外はなにもできないとくらぁ。

 6 やった901。ここで温水、どっちの話でカウントダウンしたかメモ公開。
  37:66で温水の勝ち(?)。
 7 801 おじぎをしない新入社員の話。
 8売れない作家が出会った、棄てられていたなにか動物(温水)。かわいい顔で
  食べ物を差し出すと、むさぼって怖い。それでは拾われまいと、躾をするが。

 9もう話のネタ切れと七転八倒。やっと絞り出した話でもカウントは変わらない。
  突然、高中正義の南国サウンド。タイムセール?。なにを話してカウントダウンの
  大安売り。
 10楽屋。美少女アイドル2人組。やがて憎しみあい、超現実的なバトルが始まる。
        ちなみ、アイドルな2人が歌ってたのは、コズミック・サーフィン♪。
       

 11おならデカが、眼鏡帝国でどうこう。
 12置物かと思っていた蛇の置物がずっと2人を観ていた。あと1つで0。ドアが開くが
  壁の手形がきになってしょうがない温水。つい戻ってしまい、振り出しに戻る。
  以下、そんな繰り返し。
 

 

 

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