＠新宿 紀伊國屋ホール(2008/8/6-18 15ステージ)
http://www.kinokuniya.co.jp/05f/d_01/hall2index.html
全指定 前売り当日とも5500円 8/6,7 4500円 当日ハーフプライスチケットあり
リピータ割チケ 3000円
＠大阪 松下IMPホール 7/11-13 3ステージ
ほか、松山、高知、王子にて会員制公演
作・演出：マキノノゾミ
舞台美術：奥村泰彦 音楽：川崎晴美 照明：大川貴啓 音響：堂岡俊弘
衣裳：三大寺志保美 ヘアメイク：武井優子 舞台監督：藤吉成三
宣伝デザイン：鳥井和昌 イラスト：徳永明美 制作：橋本香苗
主催・企画・製作：劇団M.O.P.
出演：
キムラ緑子：滝口ヒカル
三上市朗 ：滝口新吉
小市慢太郎：守山良文
関戸博一[Studio Life]：滝口洋平（ヒカルの息子）
片岡正二郎：陳さん、活動弁士
林英世 ：森シゲ子(老人）、永岡智子（女優）
酒井高陽 ：佐々岡（老人）、朝本(専務）、漆原(秘書)
木下政治 ：尹徳民
奥田達士 ：辻本(老人）、甘粕正彦
勝平ともこ ：キヨ（拳銃の女）
白木三保 ：美千代（老人）
岡村宏懇 ：院長、三条（撮影所スタッフ）
友久航 ：夷川（撮影所スタッフ）、特高刑事
塩湯真弓 ：楊麗
永滝元太郎：六角（撮影所スタッフ）
竹山あけ美：セツコ（撮影所スタッフ）
塩釜明子 ：ミツコ（老人ホーム職員）
神農直隆 ：川田（特高刑事）
岡森諦[劇団扉座]：柴田（老人）、佐藤武（俳優）
2008/8/13（水）晴 7:00-9:31PM（1'08/休10/1'09) 後方下手 客席7割(300人)
客層：老若男女、町内会な幅の広さ。女性過半数。
客入れ：ハーフプライスチケ10AMから開演2時間前まで。昼の部は早々に売り切れ。
平日昼って特定需要あるから…。夜の部は、11AM前で整理番号10番近く（何枚？）
当日券、はがき招待、e+割引、ハーフ毎に受付列をつくり、開演1時間前から発券。
当日券は20人ほど。補助椅子なし、ハーフとはがき招待は後方席割り当て。
折り込みチラシそれなり。パンフ A4変形 3ページ 役者写真と一言 配役、
スタッフ、予定。次回公演 2009年7-8月 大阪、東京 学園ラブコメディとか
(…） 物販。パンフ A4 14ページ 500円。座談会、朝に爽やかな役者ページ。
台本1200円。ポストカードほか。 カーテンコール 意味なく一曲総員バンド演奏
付き 2回4分。
後は新作3本で幕引きのM.O.P.、その第一弾。
舞台。年代物のレンガ造りの洋館。奥村美術らしいシックな趣。後方レンガ壁、
アーチを描く大きな窓。ラタンのソファ、椅子とテーブル。老人ホーム中庭では
後方にスリット壁、手前に花壇を置き。
お話。39年上海の事務所洋館、59年京都撮影所、79年浜松の老人ホームを舞台、国と
戦争に翻弄された、一人の女と彼女を愛した2人の男の辿る運命。
ままならぬ人生のそれでも幸福な時を描く、２時間ドラマスペシャル。時代とその時
の事件を交錯させる構成。国と個人、仕事と真情、善と悪、恋と憎しみ等に揺れる
主人公達を、盤石の役者芝居、じっくりと腰を据えた演出にて描く。主役3人の大人
芝居が素敵。主人公達の割り切れないもどかしさ、惑いにハラハラと、また感情移入
しつつ、楽しむねこ。ペースや休憩時間の入れ方は、商業演劇みたい印象。中高年
にはよけれど、冗長と感じる向き多そう。
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