＠天王洲アイル 天王洲 銀河劇場(2009/1/10-25 22ステージ)
http://www.gingeki.jp/index.html
全指定 S席11000円 A席8000円
＠大阪 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ 2/5-8 6ステージ
原作：横山光輝 演出・脚本：押井守 美術：磯見俊裕、黒川通利
鉄人デザイン：末弥純 音楽：川井憲次 作詞：児島由美 音響効果製作：伊藤道廣
音響：若林和弘 音響システム：松山典弘 照明：佐藤啓 衣裳デザイン：竹田団吾
演出補・振付：竹下宏太郎 ボイスコーディネイター：浦崎直邦
電飾：イルミカ東京 特殊効果：糸田正志 演出助手：高梨由 舞台監督：森下紀彦
プロデューサー：村上洋志、久保淳、 エグゼクティブプロデューサー：小川友次
制作：安積智子 制作協力：ディズ／光プロダクション
企画製作・主催：梅田芸術劇場
出演：
南果歩 ：金田正太郎（少年探偵。鉄人「試製28号」操縦者）、ケツネコロッケのお銀(女立喰師)
池田成志：敷島博士（鉄人「試製28号」改修管理者）
ダイアモンド☆ユカイ：犬走一直（テロリスト集団「人狼党」の首魁）
サンプラザ中野くん ：大塚署長（警視庁署長。実は警視庁公安部長）
田鍋謙一郎 ：野良犬捕獲隊隊長、機動隊隊長
藤木義勝 ：野良犬捕獲隊副隊長、機動隊副隊長
載寧龍二 ：野良犬捕獲隊隊員1、敷島工学研究所助手1、機動隊員1、犬走の部下1
永田彬[RUN&GUN]：野良犬捕獲隊隊員2、敷島工学研究所助手2、機動隊員2、犬走の部下2
小野健斗 ：野良犬捕獲隊隊員3、敷島工学研究所助手3、機動隊員3、犬走の部下3
吉田友一 ：機動隊員4、犬走の部下4
鈴木雄貴 ：機動隊員5、犬走の部下5
西田佳づ美(1/15-17 西田りさ) ：五輪音頭歌手
川西一成、倉持貴行、栗川太一、杉本陽、持永雄恵、たけだマサキ、千葉正紀、
中村一晴、藤田一道、増本健一、三田村勝典 ：機動隊員、踊り子
大星圭子、小野島由惟、久保田法江、小林千紗、高野なお、田上富士子、
田中ちひろ、だてあずみ、にしかおり、保母かおり ：踊り子
2009/1/11(日)晴 12:06-1:40PM(1'33)3F中央 客席3割(200人?)
客層：20-30才代男性、家族連れ、カップルとりどり。男女半々？。
客入れ：空席多数、やっぱチケ代高のせい？。1F 中央最前方はＬ型通路設置のため
座席5，6列撤去。 折り込みチラシそれなり。パンフなし。 物販。パンフ
A4ハードカバー 36ページ 押井守インタビュー、役者紹介など。メンコと携帯クリ
ーナー付き。Ｔシャツ3500？円 ワッペン1000円 ワッペン＋グリコセット3500円
ほか。末弥純作成 鉄人フィギュア展示。 カーテンコール1分1回。
アニメ監督・押井守 脚本・演出舞台。
舞台。ネット等で既出のよう、幕が上がると巨大な鉄人・ロボ装置が片膝座りして
常駐。埋め立て地にセイタカアワダチソウの群生、後方にビル群。
お話。東京オリンピック前夜の東京。警察はオリンピック妨害を宣言する「人狼党」
と、彼らのシンボル・最後の野犬「有明フェリータ」の取り締まり・捕獲に躍起。
戦後、平和利用のため改修された「鉄人」ロボの操縦者である正太郎は、「人狼党」
に誘拐されてしまう。自由を尊ぶ「人狼党」犬走一直、科学による正義を標ぼうする
、正太郎の育ての親・敷島博士。2人の間で正太郎の正義感は揺らいでいく。
素直に劇的な音楽劇、趣味と遊びのキャラ芝居、眼目は重く暗黒戦後史。うーん、
欲張りだけど、舌足らず印象。巧拙はおいて、いずれも劇的な意味あり歌唱がそこ
ここ。憂国の安保闘争、隆盛する科学技術と政策が共に未来を望みながら対立、
やがて個は歴史に流され虚無となる。その狭間の国民、かつての夢みる少年達は
惑い、自信を喪失していく。という戦後日本史を、主人公3人の関係に映してく。
中盤、それぞれのテーマが混ざり合っていく、三重奏に良く現れ、聞き物。
ＣＧに妥協しないこだわりの造形。鉄人が立ち上がるシーンは圧倒感あり。ほか、
押井守アニメなじみキャラ芝居が目白押し。役どころを借りて嵌るところあるけど、
ちょっと五月蠅い感あり。冒頭の野犬狩り場面は冗長、バタバタと落ち着かないし。
アンダースタディ（仮面の人形役）を立てての2役役者の会話とか、想像力で見せて
もいいのにとも。中盤、盆踊りの唐突さには目が点。
役者。セクシーな歌える男子、池田成志、ダイアモンド☆ユカイ は盤石。無理に
長芝居させなくとも、ちょっと痛いサンプラザ中野くん。毅然とした少年、男らしい
女と異色配役の南果歩。結構大変。冒頭の半ズボン少年にちょっと官能感じたりする
ねこ（成志と並ぶと倍増？）。
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