＠池袋 西武池袋本店４階まつりの広場(2011/10/7-16 9ステージ)
全自由(整理番号付き) 前売5000円 当日5500円 学生3000円 高校生以下1000円
作・演出：松本雄吉 音楽：佐藤武紀 舞台監督：大田和司 音響：田鹿充、SHOUT
演出助手：中西美穂 舞台美術：黒田武志（sandscape）
照明デザイン：吉本有輝子(真昼) 照明：岸田緑、伊藤泰行 音響：田鹿充・move
SE：佐藤武紀 衣裳：維新派衣裳部・江口佳子 衣裳協力 木村陽子、高野裕美
メイク：名村ミサ 、北村美沙子（188）宣伝美術：東學（188）宣伝写真=井上嘉和
ウェブ製作：中川裕司（house-A） 制作：山崎佳奈子、清水翼
製作：維新派 主催：フェスティバル／トーキョー 特別協力：西武池袋本店
出演：
岩村吉純、坊野康之、森正吏、金子仁司、中澤喬弘、井上和也、山本学、
石本由美、平野舞、稲垣里花、江口佳子、尾立亜実、境野香穂里、大形梨恵、
土江田賀代、近森絵令、吉本博子、市川まや、今井美帆、小倉智恵、桑原杏奈、
奈良郁、松本幸恵、長田紋奈
2011/10/7(金)快晴 7:05-8:25PM（1'19）正面中段 客席ほぼ満席(270？人)
客層：20-30才台と中年層、スーツ姿多め。男女半々。
客入れ：西武4Fと繋がった屋上広場。明治通りからは大階段でアクセス。
レンガ組ベンチで待ち。飲食物の販売は一切なし。開場時で150人ほど。10番ずつ
呼び出し。正面3ブロック 10人×ひな壇にベンチ7段。左手 3段。最前方はベンチ
桟敷。いずれも固めのウレタンクッション付き。アナウンスがあるけど、ベンチ
真下は開いているので荷物落下注意。
維新派・野外公演恒例のブラケット100円貸し出しや、カイロの配布なし。初日の
今日は風が結構強くて、肌寒かったねこ。油断なく各自で防寒要。
チラシはビニール袋入り。パンフ A4 3ページ。なお，犬島公演で一部ＯＫだった
上演中の写真撮影は禁止。物販、手拭いとポストカード。カーテンコール1回1分。
デパートの屋上で野外公演。ＪＲと西武線の駅、明治通りに挟まれて、時折上空を
プロペラ機が飛ぶ 喧噪音に囲まれた中での上演。
舞台。新宿の夜景を背景、フェンス沿いにビル街の模型が置かれ。
構成。
・池袋のみ 轟音。クロスの光の道。一人が90度、反転とその場ターン。もう一人が
みている。十字状をそれぞれ歩行とターンを繰り返し。やがて、足を引き摺る。
ハム音らノイズが増す。最初にターンしたものが、ナイフを持ちもう一方に突き
当たる仕草と動き。これを走る距離や立ち位置を変えながら、4回繰り返す。
・共通 総員が7列縦列。揺らぎながら単語を列挙。
・共通 全体で船になる形態。私は〇〇を知っている。箱船に乗りなさい。移民への
戒め。
・共通 時報。一秒ごとに〇〇をする、仕草。4人で組みとなり。呼吸を止めるで
暗転。
・池袋のみ ＪＲのホーム音。地面を刺すような明かり。片手を前に出して縦横に
駆ける。
・共通 四人で四角形の携帯。ヴァイオリンのマナーな旋律にノイズ。一人自由に
歩行。
・共通 一面のブルー。固まってほどけて散開、また整列。カッパドキアなど、
単語の羅列、遊び。保険のコンビニ、ホケンビニエンス。歩行して整列。その場で
ターン、左右歩き。数字と単語の羅列、〇〇の形。ここで強風が吹き始めて、
客席から寒いの声。
・共通 横並び。電柱、窓ら単語と仕草。後ろ向きで体の部位。
・池袋のみ 流れる、ドル水、泥の色、糞の色。左右をむいて流れを追うような
仕草。数字と単語の羅列。轟音。後ろ向きで新宿方面を一斉に向き、歩行。
かがみ込む。手を横にして立つものもあり。轟音、溶暗。
記号化を徹底してみせる、前衛アートパフォーマンス。犬島では沈んでいた膝から
したが露わになり、移動も増して、細部と全体の動きがくっきりとし。装置なく、
会話なく、削ぎ落とされたミニマルな音と所作の微細な変化を興味深く眺めるねこ。
定評ある、地面に渡す明かりと影の味わい深さもまた。
街をノイズや往来する動きで取り込んだ場面もあったけど、全体は純粋なアートと
して観（犬島での古老の話はカットされて純度あげ。）。直截に「池袋」がパフォー
マンスのどこにあったかは不明、ビル模型と夜景の使い方を含めて、うーん？。
岡山・犬島 東京・池袋
初日12:09 開演
2日目13:19 開演
1時間27分 1時間19分
人数24名＋10名 24名
シーンタイトル
M1 境界 M1 なし
M2 点 →
M3 線 →
M4 図形 →
M5 方位 →
M6 一秒 →
M7 歩行 入射角・反射角
M8 四角形 →
M9 ふたり 消失点
M10 対角線 →
M11 みずぎわ 2011〜
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