＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2012/3/21-23 3ステージ）
http://www.komaba-agora.com/
全自由（整理番号付）一般前売3000円 当日3300円
学生前売2000円 学生当日2300円 2公演通し5000円 3公演通し7000円
フリーパス9000円 (限定20枚） リピータ割引1000円引き
脚本：蟷螂襲[PM/飛ぶ教室] 演出：石原正一[石原正一ショー]
舞台監督：久保克司（スタッフステーション） 照明：加藤直子（DASH COMPANY）
音響：林裕介（劇団自由派DNA） 小道具：島田麗子 小道具協力：真木丸槇
衣装：金崎めぐみ 演出助手：山田翠 宣伝美術：チャーハン・ラモーン
宣伝写真撮影：かつらかづみ パンフレット編集：吉永美和子
パンフレットデザイン：山口良太 記録：森達之、鈴木トオル 印刷:タップハウス
制作：根岸ゆか里 技術協力：鈴木健介 制作協力：斎藤拓(アゴラ企画)、
池田智哉(feblabo)、安井和恵(クロムモリブデン) 芸術監督 : 平田オリザ
主催・企画制作：石原正一所 、 (有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
出演：
久保田浩[遊気舎] ：堀田
石原正一[石原正一ショー]：荒木
2012/3/21（水）晴 6:02-6:56PM（52）正面前方 客席4割（25人）
客層：20-30歳代、時々中年層。女性過半数。大阪から遠征らしき方ちらほら。
客入れ：開場時10人ほど。勤め人に厳しい平日6PM 開演とあってか、客席寂し目。
三方囲み客席とアナウンス。正面5列、両サイド1列。基本は正面だろうけど、
サイドは役者が迫ったりで面白そう。今回は誰も座らず。大阪コモンカフェより
同じ距離でも間口、タッパとも余裕があるから、まったり見ることができ。
開演前に制作根岸さんから案内等、たぶん毎回変わるはず。折り込みチラシそれなり。
パンフ A4両面。挨拶、スタッフ、配役。物販。パンフ A5 56ページ オールカラー
1800円。表紙が革のようないい感触、某有名レコードのジャケパロになってて笑い。
演目毎にデザインを変え、写真ふんだんの内容が楽しいねこ。高いなりのことはあり。
旧グッズ、DVD販売。 カーテンコール1回2分。10作品全出演の大変さについて、
初日にしてすでに胸騒ぎがしているとか。
石原正一企画、二人芝居シリーズの東京出張版。なんと旧作10本を一挙上演って
映画じゃないだからな､大胆ぶり。
舞台。劇場楽屋。長机と丸椅子。床と衣裳ラックに野球関係の小道具衣裳。
お話。別れた恋人への未練を語る後輩役者に、自分なりに乗り越えた経験を
返す中堅役者。物語る内に蘇り、共鳴する痛みの記憶、通うおかしみ、慈しみの念。
大阪独特の泣きの芝居を織り込みつつの人情劇。ぽつぽつ語りのかっこよくはない
不器用な男ぶりの愛すべき一編。作家の演劇やら、女性やらの思いや未練が盛り込
まれてるとか。道理でモノローグめいた対話劇になったのかと。虚構(上演する芝居
稽古）か、現実かで惑わす悪戯が愉快。東京では貴重な久保田座長の演技ががっつり
観られて嬉しいねこ。
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