＠浅草 アサヒ・アートスクエア(2013/3/29-31 4ステージ)
http://asahiartsquare.org/ja/
全自由(整理番号付き) 一般3500円 学生3000円 当日4000円
キューレーション：桜井圭介
舞台監督：原口佳子[モリブデン] 演出部:小野哲史
照明:森規幸[balance,inc.DESIGN] 照明操作:三浦詩織 音響:牛川紀政
音響アシスタント:林あきの イラストレーション：二艘木洋行
宣伝美術:天野史朗[FAIFAI] 写真撮影:前澤秀登 映像撮影:須藤崇規
制作:プリコグ[中村茜ほか]
主催:吾妻橋ダンスクロッシング実行委員会
助成:財団法人アサヒビール芸術文化財団、ARTS COUNCIL TOKYO
出演：
21世紀ゲバゲバ舞踊団「All things Young,Poor,and Nameless」18分
振付：21世紀ゲバゲバ舞踊団
出演：伊佐千明、井上大輔、入手杏奈、辻田暁、矢嶋里美
危ロ統之(悪魔のしるし)「芯まで腐れ」14分
出演:武本拓也、三浦大明、宮崎晋太朗、八木光太郎、危ロ統之
東葛スポーツ「おとなのけんか」18分
出演:佐々木幸子、松村翔子
青柳いづみ×飴屋法水xSam Fuller「キッチンタイマー」22分
制作助手:C，デバ 衣装:コロスケ 映像:池田野歩
休憩22分
core of bells「Best Jeanist Beast Feast」16分
會田洋平(b) 瀬木俊(g) 吉田摺(g) 池田武史(d) 山形育弘(v)
室伏鴻×大谷能生「痙攣的」18分
出演:矢嶋久美子、田中美沙子、梶本はるか、重森一、山田有浩、
メレヒナ・ベロニカ、菊池びよ、奥村円佳、黒田杏菜、安生玲子、田坂幸子
協力:公益財団法人セゾン文化財団
遠藤一郎「いまここからはじめよう」17分
マームとジプシー「てんとてんを、むすぶせん。からなる、立体。
そのなかに、つまっている、いくつもの。ことなった、世界。
および、ひかりについて。」20分
出演:尾野島慎太朗、成田亜佑美、吉田聡子
【フードアート】ボクデスの青いカレーパン部
青いカレー担当：小浜正憲 パン担当：のぐお
2013/03/29(金)曇 7:00-10:04PM(1'18/休22/1'20)正面前方 客席ほぼ満員(180人)
客層：学生～20，30才代中心に結構中年層。男性過半数かな。
客入れ：風吹く1Fで整列誘導もあんま列ばず。開場時30人ほど。いつもよりサイドを
減らした5ブロック。桟敷1椅子4列。正面が無難。今年は無料ドリンクなし。
アルコール300円 ソフトドリンク200円 青いカレーパン350円 食材と産地公開。
その場で温めてくれ。さっぱりと美味しくて○。次回 8月中旬 ファイナル
10周年記念。 終演10:00PM カーテンコール2分1回。
・21世紀ゲバゲバ舞踊団
構成。お揃いのシャツ、女子は短パン。瞬発とインスタレーションかというフリーズ。
ラグタイムが鳴り、女子乱入、1組がトークめいたり、3パート。後半はボレロ
リミックス曲で律動。ユニゾンとてんで、瞬発と静止種々を繰り返し、フォーメー
ションを連綿。
動きに新しさはないだろうけど、そうくるか構成の組み合わせが新鮮。若いダンサー
の身体が単純清々しいねこ。
・危ロ統之(悪魔のしるし)
構成。ビル街ジオラマを被った自称大都会男がMC。出演経緯等日記にスライド。
天覧○○妄想。さる高貴な夫婦登場、死刑執行ショーの開会宣言。実り多い処刑を、
ジャスティス！！。執行人代表長島某が罪と罰、偽りの調和について宣誓。
高貴な方がバックダンスを務める中、絶望している作家をバットで死刑執行。
辛辣なのに、悪ふざけな外観パロディで煙に巻かれるショー。清々しいダンスの
後だと、腐れ感倍増。
・東葛スポーツ
構成。テーブルと椅子に野球マスコット人形を代替え座り。手前にラスカル。
ポランスキー「おとなのけんか Carnage」の映画、談志高座ら投影しながら、
サングラスに野球キャップの女性2人が子供喧嘩に大人がでるに始まり、演劇、
世情あれこれディスったり、舌線を交わし。
自称ヒップホップ演劇、あれこれ思うことをちくりちくり。やろうとしていることが
わかりやすい。ちとまどろっこしく感じるのは初日にせい？。
・青柳いづみ×飴屋法水xSam Fuller
舞台。下手に裸のアップライトピアノ、上手に木彫りの熊が置かれた机とナイト
スタンド。
構成。メインスピーカー青柳、合いの手に絡むFuller少年、ムーディで体を張った
パフォーマンス飴屋。公称189個の胃袋＝胃液の海を眼前に～上にウンコ（ビルオブ
ジェ）で始まる、内蔵から宇宙におよぶ語り。宇宙の隕石とのどのしこりの呼応。
のどを飴屋に持ち上げられ浮遊する青柳、手を離して後ピアノ上に自由落下する
飴屋。幸福に思いめぐらし、声無き鳴き声をあげる青柳。
有機的につながるミクロ／マクロ、身体、対人、宇宙と思いの丈。世界をどう捉え、
感じ関わるかで細谷かも大胆なパフォーマンス。
・core of bells
舞台。バンドセット、センターヴォーカルは布から顔出したゴーレムの体。上下に
衝立、後数式を書き、生肉を画鋲止め。
構成。居酒屋店員風の治療院。生まれ変わりたいと一人の男へ、悪いものがとりつく
かもと断って、爆音とも処置施し。
シリアスとコミカル、爆音とつぶやきら相対。思い切りよく音だしして、
ドライアップ。ゴーレムのだみ声とキテレツな風体が常駐、なにをやっても煙に
巻かれる風。
・室伏鴻×大谷能生
構成。上手端でリズムボックスと生サックス大谷。起立、突然横転、舞台下に転がり
落ちら。しゃべりは時間が押しているのでやめて、ダンサーを呼び寄せ。2、6人、
さらに5人。立ってとりどりに震え。四つん這い。雨音がして、また麻痺。
麻痺動作をベースにかちっと。室伏鴻の硬質、重量感ある佇まいが印象。
・遠藤一郎
構成。シャツとパンツ、終始はにかみ笑いのような表情。さあーと拳をあげて、
客席に呼びかけ。チャイコのピアノ協奏曲が流れて、ヒートアップ。七転八倒。
ブルーハーツを歩き呼びかけるよう、振り絞るように熱唱。
シンプルストレート、裸一貫パフォーマンス。腐れかけが多い中での天然素材。
客席との温度差、お客表情の寒暖差とも眺めるねこ。
・マームとジプシー
構成。雨具、地球儀小道具。しだい床に道なりテーピング。モノローグで自転、
対話で公転動作。出会いと別れ、少女期の記憶と遠く離れた今を至近と俯瞰する
視点で現し。
歩行よりロールら動きを多用、音楽に紛れたりせず終始発話をする動きで、地味も
負荷増し。ダンサーな役目も負って大変な吉田さんへ応援小旗を振りたいねこ。
[月間一覧］