＠名古屋久屋大通 損保ジャパン人形劇場ひまわりホール(2014/02/06-11 8ステージ)
http://aichi-puppet.net/apc/himawari.htm
全自由 前売2800円 当日3000円 中高生前売1500円
作・北村想 演出・小林正和 舞台美術：松本ひろし（ステージクラフト三舞）
舞台監督：中村公彦（イリスパンシブルティ） 照明：石原福雄（ＦＲＡＣＴＡＬ）
平野行俊（劇座） 作曲・音響：ノノヤママナコ（マナコプロジェクト）
挿入歌：西本さゆり（Ett） アクション指導：杉本明朗（アクションクラブ）
宣伝美術：下東英夫 イラスト：あおきひろえ
制作協力：加藤智宏（office Perky pat） 企画製作：avecビーズ、北村想
共催：愛知人形劇センター 協賛：株式会社損害保険ジャパン 主催：avecビーズ
出演：
うちだしげのぶ[劇団うりんこ]：盲目の牧師
たなかちさ：ルーシー
金原祐三子：かなえ
中島由紀子：たまえ
スズキナコ：ウエイトレス
ヒート猛[スクイジーズ]：セリヌンティウス
小林正和[ファーム・コバヤシ]：マスター
2014/02/08(土)雪→雨 2:03-3:30PM(1'27)前方中央 客席ほぼ満員(70人)
客層：平均30才代かな、シニア層も多い大人客席。女性過半数。
客入れ：開場時10人ほど。桟敷1椅子7列。折り込みチラシそれなり。パンフ A5
4ページ。次回公演 年内に「トワイライト アット タイム」。物販。上演台本1000円
いつものようその場でサインしていただけ。カーテンコール1回1分。
舞台。レストランのガーデンテラス。舞台手前、両立ち木から黄色の花が額縁状。
間隔を置いて丸テーブル２。上手に木造店舗、広いガラス窓、通路に壁画。下手に
縁石と歩道。
お話。想像力は大事と二人連れが交わず会話に、ＰＣ人生相談の牧師が反応。
映画、神と人間のもちつもたれるの存在意義を問わず語り。なにより切実な現実は
恋愛だわねと、また女が問答のスイッチオン。待つ待たされる、走れメロス。
原作は陰惨な運命を辿ると。そこに走り込む、メロスを待つセリヌンティウス。
運命から脱出してここに来たという。ウェイトレスは彼を待ちきれず命を絶ったと
いう、その名はメロス。ままならぬ運命ばかりの地上に、アカシアの雨が降る。
以上、誤解ねこ。
メタならぬメチャフィクッション。想像力発のあれやこれやの広義の創作、運命譚を
客観問答。そして想像が及ばぬ男女のごちゃごちゃを醒めて語り。深い話を浅くする
駄弁とすちゃだらでアク抜きして、食べ心地良く、面白く。サンプリングだけで
連ねる、さも感動を呼びそうなナンセンスな長台詞とか、罪無き毒も交え。
タランティーノ映画に影響受けた風の人物達は、構えで一歩引いた醒めた視線と
佇まいで、しょっているがカッコイイ。自由度の髙い本の予測できないフィクション
の雨に濡れて、なんだかわからないが楽しいねこ。
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