＠日本大通り KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ（2021/12/17-19 4ステージ）
全指定 一般前売3500円 当日4000円 学生前売2000円 当日2500円
演出・出演：小野寺修二 照明：山森栄治 音響：池田野歩、山本周平
音楽：大野希士郎、大村知也、丹野武蔵 美術：原田 愛、石黒 猛
衣裳：武徳ドァンフン 舞台監督：岩谷ちなつ 主催：独立行政法人国際交流基金、
株式会社デラシネラ 共催：YPAM実行委員会 企画制作：カンパニーデラシネラ
出演：梶原暁子, Lee Ren Xin, 崎山莉奈, Liu Juichu,藤田桃子
2021/12/18(土)晴 1:05-2:16PM(1'10)前方中央より 客席8割？(140？人)
客層：3世代、女性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。最前Aで8列。
当日パンフ B5小。物販なし。カーテンコール2回。
アトリウムでの無料公演版あり(未見）。布ドーム幕を使った演出らしく、今回は
無かった趣向なのでいつか観てみたいところ。
舞台。傾斜面5箇所、各椅子ら置き。上手に拡声器と監視装置。
構成。オーウェル「動物農場」に想を得たとか。人間に追われた動物たちが自治を
目指すが、仲間内で支配被支配の関係が現れて崩壊する寓話。観客には見えない
脅威によって、右往左往する人達のありさまと、やがて勝ちとる平穏を描く。
アイデアいろいろ。椅子や傾斜路の見立て、ロープの囲い、ラップの拘束など。
モブと個々の動きは心理を良く映し、音響や照明の効果で一層感。ノンバーバルも
シアトリカルな展開はよく判り、具体的に判らずとも恐怖と喜びはよく伝わって、
終始面白くみるねこ。
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