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＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2022/06/09-19 8ステージ
全自由 一般3500円 U25 2500円 高校生以下1000円
6/8-10 一般早割3000円 U25早割2000円 セット割 両方のご観劇で1000円割引
作・演出：中島梓織[いいへんじ] 演出助手：坂本沙季（明日は、寝たくない）、
中？啾仁(中村仁) (劇団夜鐘と錦鯉）、新田周子 演出補佐：八杉美月
ドラマトゥルク：鈴木南音 舞台監督：石橋侑紀（シラカン）
照明：早野陵 照明操作：中西空立 音響：大嵜逸生 音響操作：澤あやみ
衣装：カワグチコウ 劇中音楽：野木青依、Vegetable Record
宣伝美術：たかはしともや（Moratorium Pants）記録写真：月館森（露と枕／盤外双六）
制作：宮野風紗音（かるがも団地） 制作補佐：田中遥
企画制作：いいへんじ／（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催：（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 助成：文化庁文化芸術振興費補助金
（劇場・音楽堂等機能強化推進事業）│独立行政法人日本芸術文化振興会
出演：
タナカエミ：ハヤママミ（カフエ「バヴァール」でアルバイトをしている。
不安障害の治療のため「西荻窪こころのクリニック」に通院している。）
遠藤雄斗：ワタナベリョウヘイ（カフエ「バヴァール」でアルバイトをしている。）
小見朋生[譜面絵画]：マサアキ（ハヤマのパートナー。ハヤマと同居しているが、
家にはあまり帰ってこない。）、ソウタ（ワタナベのパートナー。「西荻窪こころ
のクリニック」に通院している。)ほか
飯尾朋花[いいへんじ]：大学生１、事務員１、花屋１、娘ほか
小津南穂子[いいへんじ]：大学生２、事務員２、花屋２、医師、母ほか
声の出演
松浦みる[いいへんじ]：高山ゆず（ラジオ番組「Cross voice Tokyo」のパーソナリティー。）
野木青依：斉藤涼子(ラジオ番組「Cross voice Tokyo」のアシスタント。）
2022/06/11(土）晴 2:02-3:46PM(1'44)最前方 客席超満員（50人）
客層:20-30才台中心、男女半々。
客入れ:開場時10人ほど。感染対策。検温、手指消毒。椅子4列、後椅子追加。
当日パンフ A5 3ページ。諸注意にキツイ、気分が悪いとなった人用の導線説明あり。
カーテンコール1回後規制退場。
「器」と交互2本立て。昨年の芸劇eyes番外編で短縮版を観た作品。
舞台。ソファ1と背景壁幕から背もたれなし椅子、花屋の花装置や持ち込み式。
自宅から出て広がるな物語に沿った仕立て。
お話。不安障害の子が薬が切れてても、恋人を羽田に迎えにいくと一大決心。これに
連絡つかず様子を見に来たバイト仲間君は合点し、協力することに。それぞれの恋人
との事情あれこれとも行方を描いてく。
どうしてそんなに優しいの、花畑の中にいるような心持ちになるねこ。心折れそうな
人と見守り支える人がいる物語。弱いのでなく、優しくて惑う、強いのでなく、受け
入れる隙間がある。それぞれがかそけくようでも自分の言葉を持って自立している。
装わず、飾らず、偽らずに手を差し伸べて、結んでいく。不器用なあれこれにも悪意
なく、おかしみを添えて描いていい感じ。バイト仲間・ワタナベ渡辺君のキャラが
善くて、演じる遠藤雄斗さんも巧い。主人公女性を演じるタナカエミさんのひたむき
な演技が素敵、花束をあげたいねこ。
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