＠新宿 新宿シアタートップス（2023/11/16-30 17ステージ)
全指定 開幕割4500円 一般6500円 Z席(舞台の一部が見えづらい席)3000円
U25(25歳以下)2500円 ギフトチケット6500円
視覚障がい観劇サポートチケット6500円
作・演出：長塚圭史 音楽：角銅真実 舞台監督：内間 遼、足立充章
美術：片平圭衣子 照明：横原由祐 音響：小林 遥 音響監修：加藤 温
衣裳：柿野彩 ヘアメイク：河村陽子 大道具：鈴木太朗、唐崎 修
演出助手：木村美月 演出部：桂川裕行、村山鈴夏 照明オペレーター：光田圭亮
宣伝美術：唐崎 修 オリジナルチケットデザイン：城野淳子
視覚障がい観劇サポート：清水あいみ 票券：熊谷由子 公演制作：筒井未来
劇団制作：福澤諭志、下村はるか 当日運営：佐々木梓
主催・企画・製作：一般社団法人 阿佐ヶ谷スパイダース
出演：
中山祐一朗：私
坂本慶介(ダブルキャスト大久保祥太郎)：あいつ
智順 ：ちえ
村岡希美 ：隣の大島
富岡晃一郎：隣の遠藤
中村まこと：東さん
大久保祥太郎(ダブルキャスト坂本慶介)：あいつの弟 (秋次)
内藤ゆき ：あの日の店員
長塚圭史 ：目玉探偵
伊達暁 ：目玉探偵
李千鶴 ：緑秘書
2023/11/16(木)晴 7:03-9:06PM(2'00)前方中央 客席満席(120人)
客層：20-30才代中心に2世代、女性過半数。
客入れ：感染対策。手指消毒任意。最前A〜通常客席。当日パンフ A4 1枚。
物販。パンフ A5 1000円 村岡さんが手売りもし。けいとうの目玉（蜻蛉玉）ほか。
カーテンコール2回 情宣しばし。
2年振り新作本公演。
舞台。栗色の壁と下ベンチ、上横格子装置、中央に窓と花。3分割で展開。
床は円状に淡い赤色。客席手前にピットあり、人やモノが出たり入ったり。
お話。心もとない老人・私は離れた息子と再会するが、ハッキリしない。自身の回想
が改ざんされている？！、やがて周囲の人達も侵食？！。不確かな世界に迷い込んだ
老人の前に目玉探偵が現れ、手を差し伸べるが、それもどうよという。
現実と幻想が混合、変容する世界でぽやぽやする内、父と子らの現実的な関係が
刺さるという、不思議体験。そこらが観客毎に共感度が違いそう。それぞれの普通が
書き換わる世界ではいわば景観へのわがままが反映されたり、恐い反面快感を呼んで
面白いところ。変わる中で変わらないもの、村岡さん演じる、隣の大島の親切心や
楽観的なところがあるのも素敵。劇団初のトップス公演とか、小空間でこの面子で
見られる贅沢、充足感高く。中山さんの板についた老け役とか珍しいものも
見られたし。
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