星屑の会「ある晴れた日の自衛隊3 セクハラ奮闘編」
＠下北沢ザ・スズナリ (1996/7/2-7 8ステージ)
自由前売3000当日3500
作・演出：水谷龍二
出演：新納敏正、朝倉信二、山岸信幸、築出静夫、江端英久、安田博美
菅原大吉、でんでん、住吉世子、有薗芳記、渡辺 哲
1996/7/7(日)5:00-6:45PM くもり／雨 中段から 客席満員(150人)
お客。おじさんおばさん率３割？。この劇団らしい。お気楽、歓談客席。
舞台。食堂？。薄みどり色の営舎。テーブル。たばこ自販機。ビールのお姉
さんポスター。中央には中隊対抗 腕相撲大会ポスター。
お話。自衛隊駐屯地。腕相撲大会を前に、有望株の女性自衛官を訓練の隊員。
とそこに騒動が。中隊長が女性自衛官をホテルに無理に誘ったと言うのだ。
双方の言い立ては合致したという。隊長は辞任。しかし、裏には取り調べを行
った警務隊員の私怨があって・・。
笑いを適度に交え、不必要に重くならず○。細かな伏線の張りかたが巧い。
ちょっとした出来事がみな繋がってて効果的。キャラがはまってる役者達、◎。
前回、星屑の町と同じ印象。差別もセクハラも人同士、基本認識の欠如。
それを身近な形で提示。しらふじゃ気のいいおやじ。酔うと女性をもの扱いすると
か。会場、大笑いの壮年の方々はどう思ったかしら。
役者。男勝りの怪力と理性を併せ持つ女性自衛官、安田博美さんが魅力。
警務隊、有薗芳記さん。きらわれものな嫌らしさを好演。
制作の方（男女2人
役者？）が前説。はきはきした物言いが気持ちよかったね
こ。終演後、外は雨。石井社長が外でお客に「ありがとうございました。雨で
ごめんなさい（言葉は関西弁で）」。お客思いの言葉がやさしくて嬉し。
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