風煉ダンス 「ドリンドリン！｣
＠恵比寿・イーストギャラリー(1996/8/22-26 7ステージ）
全席自由 前売3000 当日3300（枚数？）
作･演出：林 周一 美術：オノシンほか20名ほど 音楽：不破大輔ほか
出演：岡島博徳、松島誠、ウイノブ、林周一、和田和美、尾池和徳、笠原真志
1996/8/22(木) 晴 7:35-9:45？PM(開場開演35分遅れ） 火口内北側斜面・中腹より展望
客席6割？（80人） 客入れ：整列誘導×（遅れ告知もなし）、客席内誘導△
前回東京公演「犬姫」('93-10）。チラシ。何てこと無い住宅地の路上。被り物、
KABUKIメイクぶりぶり役者達がポーズ。とっても変で怪し。公演。広大・法政大学
ホール内周囲に渡り廊下。ビルほど巨大な犬形の御殿やらステージ。ヘッド
セトでがなりタンカきるsexy花魁。奇天烈被り物の魑魅魍魎。半裸の男達は、巨
大オブジェ担ぎ、客蹴散らし。生バンドはファンクでグー。呆れ果てる、素敵な
荒くれ。人目ぼれねこ。久方公演に、一日千秋の初日観劇。
舞台。階段上がり。会場一面、溶岩台地の広がり。中央の「火口」に向かって
すり鉢状。とことこ道をくだり、｢火口」から斜面上り。「地面」の下はクッション付き段で
○。お客は好きなとこに散らばり座り。正面の「地下」には生バンド。お祭りとか、
野外コンサートとかな、開放的のどか感、◎。
お話。自称革命家の阿呆・０児（松島）に心引かれる、映画監督が夢のステキチ
（岡島）。調査でとある火山の村。村娘・ヒバナ（ウイノブ）と結婚しちゃった
０児に淋しいステキチ。恋しさ転じて、０児抹殺に荷担。一人になり、転生の思い付き。
革命家として立つ、ステキチ。気運に乗り、達成直前なるも一夜の夢。
なんもかも亡くした彼の前には、再生した０児の笑顔が出迎えて・・。
熱病のように熱くやがて醒めた「革命」と走らされた人々。寓話みたいな物語。
開放から内省へ。けっこ見せる深み隠され、興味も深い。ほんでも、破天荒が
みたいねこ。我が強いヒバナの暴れぶり。唄って踊っちゃう。化け物大ヘビの会場
縦断。本水の雨。巨像をハンマーでぶち壊す。なんての○。ふるまい「ご飯」も
頂いたねこ。ごちそう様でした。かけてあったのは、あさりの佃煮。ちゃう？。
お客を舞台にあげて一緒に唄おう場面。乗り○。暖かい、付き合いいいお客なり。
ラスト火山は、「溶岩」が舞上がらず失敗。お気の毒様。音楽は、終始生バンド。
劇にあってて○。今回は役者ＰＡ使わず。声負けるとこあり、それも劇の高揚とか
流れに嵌まり、傷にはならず。
脱力、とほほギャグ。いまいち。けど、リラックスねこは暖かく笑う。笑ってる
自分に驚いたりねこ。期待とは違い、パワー小。ちとガッカリな今回。でも、好きは
好き。次回にまた一日千秋。
役者。ウイノブさん。スリム、切れ長の眼がグーな美人。松島さん。軽やかさが○。
林周一さん。一番器用。岡島博徳さん。舞台を締めて○。
［月間一覧］
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