花組芝居「悪女クレオパトラ」
＠三軒茶屋・世田谷パブリックシアター（1997/10/10-19 11ステージ）
全指定 前売り当日5250,3150（男性4725）
作・演出：加納幸和 アートディレクター：辻村ジュサブロー
出演：加納幸和、植本潤、山下禎啓、桂憲一、大井靖彦、水下きよし
八代進一 ほか
1997/10/18(土)晴れ 6:00-8:15PM １Ｆ前方より 客席８割(500人)
客層：20〜30才代女性中心。女性7〜8割。壮年カップルもちらほら。
客入れ：当日券開演１時前から。20人程列。ほとんど女性。男性割引というのは
あまり聞いたことなし。ロビーで「花組ジュエリー」販売。へー。
花組十周年。舞台。金色の高い柱が両側４本ずつ中央に。その奧に大門。両側に
板塀。金箔剥げてたりな古色。衣装。いつにも増して派手で珍妙。褌にさらしと
いうよりミイラな包帯姿、頭と足も。その上に直接歌舞伎な衣装を羽織ったり。
花魁アレンジな頭、メタリックなモヒカン頭やら。褌一丁だと男々してだめなせ
いかな。後半出てくるペニスホース・コスチュームと大「射精」はＨで面白い。
お話。古代エジプトの女王。才知と美貌と性術でカエサルの愛人、後アントニウ
スと結婚、専制をしく。けど、なんとかの戦争で負け、あえない最後。を歴史に
でてこない人も含め、人物関係のいろいろ模様で描く。
レビュー！？、花組おどり！？と思うほどに群舞、歌たくさん。派手やかで目に
楽しい。前半が歴史回顧、後半が人のドラマ中心。予習すればよかったなあな人
物関係。特に前半がついていけないねこ。諦めてみる群舞はジャニーズ系やら、
コムロ系の乗り。ラップもあったね。なんでも和楽器を入れるのはご愛嬌。音楽
にかぶって歌詞が？、良く聞き取れなかったねこ。笑いやら、しどころのポイン
トをこれが為、逃してるよな、惜しい気持ち。後半、植本さんがお茶目で目を引
く。加納さんとの「２人１役」：鬼、仏サイドの分担が？？。内面で葛藤するの
かと思ったら、仲良しだし。現代の尺度でみちゃいけないということかしら。と
んでもない女だけど、弱肉強食な当時はそんなもの。多彩な人達に彼女を語らせ
るのは、その辺を浮かばせるためかも。ラスト、成したことを認め称える侍女の
言葉を聞きながらぼんやり思ったねこ。
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